【うつ病寛解期のドタバタ出産レポ②】突然の破水!?まさかの帝王切開!!なみだナミダの我が子の誕生

妊娠

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。

前回、里帰り出産のため自宅に帰ったものの実家でのイザコザで

1週間ともたず自宅に帰ってきた私です。

2年半くらいぶりに実家暮らしを体験したわけですが、こんなに環境の悪い場所で

30年近く暮らしていたんだなと…

自宅で旦那と平穏に暮らしていたからこそ、両親に対して尊敬できるところや

好きだなと思えるところをたくさん見つけられたんだなと実感しました。

今回はその続きのお話です。

▼前回のお話はこちら

自宅に戻ると…

さて、自宅から里帰り出産予定の病院まで車で50分かかります。

もし破水した場合、間に合うのかと不安でいっぱいでした。

看護師
看護師

自宅◯◯市ですよね?

そこからうちまで通っている人もいっぱいいるから大丈夫!

初産で破水してすぐ生まれる人はほとんどいないから落ち着いて来れるように荷物はまとめておいてください。

破水して怖いのは感染症だから、お風呂とかウォッシュレットは絶対やらないでね!

一安心です。

さて38週の検診を終えた翌日、なんと破水しました!自宅に戻ってほんの数日後です!

まだ両親への不信感も拭いきれていないのに!でもそれどころじゃない!

急いで荷物を積んで、念のため車の座席にはレジャーシートを敷いて

いつも混み合う道のりはなんと運良くスムーズに流れ脅威の速さで病院に到着!

検査の結果破水で間違いないとのことで、そのまま入院となりました。

着替えも身だしなみを整える暇もなくボサボサ頭にパジャマ姿でございました。

そのバタバタを繰り広げていた時、両親は不在にしていたようで

旦那のいる自宅に戻っていて良かったと思いました。

出産直前、いざ入院!

入院着に着替え、旦那と最後のお腹の写真を撮り、食べ損ねた昼食をとりました。

余談ですが、入院したら乳腺を締め付けない意味でもノーブラなんですね。。

入院着薄いし色んな意味でソワソワしましたw

今日か明日にはお子が生まれるとわかっているのに全く実感が湧かず

何十年ぶりの入院ということに緊張と不安とどこかワクワクした気持ちでいました。

破水をしたら羊水が減らないように動かない方がいいと思っていたのですが

陣痛がくるように少しは動いた方がいいと言われてそぉっと歩きました。

看護師
看護師

いい陣痛が来るといいね!

頑張って歩いて!

看護師さんの言葉掛けがいつも優しくて嬉しかったです。

コロナ禍ですが、この病院は立ち会い(旦那のみ)と面会(家族1日1名のみ)OKだったため

夜まで旦那に付き添ってもらいましたが、その日は陣痛が来る気配がなく

旦那には翌日の昼頃にまた来てもらうことにしました。

因みに、入院したよLINEに気づいた実父は仰天して何故か面会に来ました。

1日1人だからきちゃダメだって言ったのに…。

陣痛到来

さて翌日です。

子宮口は開いているものの陣痛がこない。

本日中に陣痛がこないと促進剤つかうかもよということで

朝から看護師さんと院長による内診グリグリ祭りがありました。

それはそれは痛すぎて、こんなにグリグリされたら裂ける!と本気で思いました。

昼頃に便意が来てトイレに行くと、強烈な鈍痛!

ZINTSU北ーーーーーーーー!

痛すぎてトイレの床に一旦座り込みました(汚)

看護師
看護師

よし、今のうちにお昼食べちゃいましょう。

食えるか

インスタで出産レポ読み漁った通り、本当に陣痛中にご飯出されるんだなと思いました。

案の定、昼食の半分以上が旦那の胃袋に入りました。

昼食後は陣痛室に移動したのですが

陣痛と陣痛の間の平穏な数分間で30mほど離れた場所に行くのは勢いと覚悟が必要です。
途中でくたばるわけにはいかないので…

無事に移動が完了し診てもらうと、子宮口もかなり開き、陣痛の間隔も狭くなり、

順調にお子が下におりてきました。

しばらく陣痛に耐えたのですが異常が確認されたため緊急帝王切開での出産となりました。

破水、陣痛、帝王切開とフルコースでの出産となった私です。

帝王切開の話が出た時は、まさかそうなると微塵も思っていなかったので驚きましたし

正直自然分娩をしたい気持ちがありました。

でも、お子が苦しんでいると聞き、だったらすぐにでも解放してあげたいと思いました。

多分、旦那もまさか帝王切開になると思っていなかったので戸惑っていたと思います。

もしかしたら、旦那も一緒にお子の誕生の瞬間に立ち会いたいと望んでいたかもしれません。

そして、立ち会い出産を希望して夫婦二人で出産に臨むつもりでしかなかった私。

ここからは一人でお子を迎えるべくたたかいに行ってきます!大袈裟

緊急帝王切開

ダンナ
ダンナ

頑張って!

いってらっしゃい!

陣痛の痛みに耐えるのに必死すぎて、旦那の励ましの言葉にもうなづくのがやっとでした。

張り止めの点滴を打ったものの、陣痛室から手術室(すぐ隣)に移動するほんの少しの距離でも

強い陣痛がやってきて苦しみました。

看護師さんたちに支えられ、服を脱がされ、麻酔の注射をされました。

私だけ麻酔が効かなくてすごく痛い思いをするとかないかな…なんて一瞬思っていたら

突然体がガクガク震え出しました。麻酔による震えだそうです。

意識がふわふわとする中で、出産直後の様子を思い浮かべました。

泣き虫ではおさまらないくらいよく泣く私ですから、絶対わんわん泣くんだろうなと。

そんなことを思っているのも束の間

院長
院長

お母さん、あと3分でうまれるよ!

突然襲う臨場感。そうだ私、もうお子と対面するんだ!

麻酔で下半身の感覚がないまま、突然お子の力強い泣き声が聞こえました。

助産師
助産師

お母さん、聞こえてる?赤ちゃん生まれたよ。

小さいのにすっごく元気だよ。よく頑張ったね。

その瞬間、静かに涙が溢れ出し助産師さんが拭ってくれました。

そして目の前に赤ん坊が出現し私の顔にその子の体があてられました。

元気だ‼︎ちゃんとしっかりとした体で生まれてくれた‼︎毛がふさふさ!この子なんて温かいんだ‼︎

一気に嬉しいが込み上げ心の中で早口になっていました。

そして、どばっと涙が溢れました。

ずっと不安だった。

この子が10ヶ月私のお腹の中で一緒に過ごした子…生まれてきてくれてありがとう。

感謝の気持ちがとめどなく溢れてくるのに、言葉にすることができなくてただただ

心の中で「ありがとう」と繰り返し唱えました。

手術終了

すぐにお子は、綺麗にされたり、体重・身長測定をされたり、旦那の元へ行ったりしたので

泣き声は聞こえなくなり、そうなるとなんだか他人事感がしてきました。

院長や助産師さん、看護師さんたちは手術直前も、直後の今も

わいわい楽しそうに冗談を言い合いながら動いていて

わたし
わたし

私、本当に産んだ??

となりました。

お腹の縫合も終わり、部屋に移動するのですが体がびくともしません。

というか、体ある?ってくらい軽くて不思議な感覚でした。

大柄な女性看護師がひょいっと一人で私を持ち上げ担架に乗せられて病室に行ったのですが

そこがナースステーションから遠すぎるということで

またすぐに担架に乗せられ別の病室に移動させられました。

大人になってこんなに何度も姫抱っこされることになるとは!嬉しい!

手術後からガクガクと激しい身体の震えが止まりませんでした。

手や足、口や歯が勝手に動くほど大きな震えです。

看護師
看護師

麻酔と、赤ちゃんがお母さんのお腹から出た事による体温の急激な低下によるものだよ。

【私】さんは細いから他の人より体温の低下が激しいんだね。

電気毛布持ってくるからまってて!温まれば震えもおさまるよ。

しばらくして旦那が病室にやってきて

ダンナ
ダンナ

お疲れ様、頑張ったね。ありがとう。

赤ちゃん抱っこしてきたよ。すっごく可愛い。

お子を見たのは出産直後のあの一瞬だけですが、痛みに耐えるのに必死すぎて

わたし
わたし

いますぐお子に会いたい!

とはなれませんでした…。

なかなか震えがおさまらず、体が動かせない(寒くて毛布から腕を出せない)ので

両家両親やきょうだいには旦那から連絡をしてもらいました。

そしてなぜかまた突然実父が見舞いにやってきたのでした。この人はわからんヤツだ

後陣痛とのたたかい

麻酔が効いているうちはどこも痛くないしカテーテルのおかげでトイレも行かなくていいし

わたし
わたし

こんなに楽勝なんか?

なんてほざいていました。本当、クソバカです。

麻酔が切れると、陣痛よりしんどいと思えるほどの後陣痛&傷跡の痛みがやってきました。

陣痛は中休みがあるけれど、後陣痛はずーっと痛みが続くのがしんどかったです。

個室じゃなかったらめちゃくちゃうるさい患者だっただろうなと思うくらい

痛い痛いともがき苦しんでいました。

わたし
わたし

痛くて痛くてどうにかなりそうなくらい痛いんですが何でですか?

看護師
看護師

この点滴に子宮収縮剤が入っているからだね。

あと2本やったらその次のには入っていないから痛みが和らぐよ。

点滴の落ちる速度が遅いのなんの…自分で緩めてやろうと何度も思いました。

痛みで意識が朦朧としてきた時、看護師さんが痛み止めを打ってくれました。

痛み止めには睡眠作用?があるとのことですぐに頭がふわふわして即寝でした。

不眠症の私が一瞬で抗えないほど眠くなるなんてびっくりです!

ただ、効き目は3〜4時間とのことで切れてしまうと目も覚めるし痛みも復活しました。

なので、早く痛み止めを打って欲しくて

わたし
わたし

次いつ打てますか?

看護師
看護師

早くて◯時だけど、あと2本点滴終わってからだねぇ。

無理!

ひどい痛みを一人で乗り越えられる気がせず、旦那には病院に泊まってもらいました。

旦那は患者ではないので、シャワーも浴びられないしベッドもなく

うるさい私の近くにある固いソファで寝ることとなり申し訳なかったです。

そして翌日は病室で仕事をしてくれました。

おわりに

面白いくらい出産する実感が湧かなくて、陣痛がきてやっとハッとしました。

それと自分が帝王切開になる可能性なんて1μも考えていなかったので、

どんな流れになるのかとか、産後のケアとか事前準備が全くできていませんでした。

だから、出産を控えている人は帝王切開になる可能性も頭に置いておいた方がいいと思います。

ち・な・み・に

こんなんありえる!?ってかいいの!?って今でも思いますが…

帝王切開手術の同意書は手術後に旦那が書きましたw

切られた後じゃ同意もクソもねぇよ〜ん。

そんなこんなで、ドタバタ出産を無事に乗り越えられたのは旦那のおかげです。

妊娠中も出産後も、私の体を何より優先して動いてくれました。

私も超頑張ったけど、旦那も仕事をしながら超超頑張ってくれて感謝でいっぱいです。

ザザザッと書いていますので、もっと詳しいところはまた改めてお話しますね。

▼続きは産後入院中のお話からはじまります。

お読みいただきありがとうございました。

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