【うつ病寛解期のドタバタ出産レポ③】緊急帝王切開での出産翌日の出来事と感じたこと

妊娠

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。

無事に出産を終えて一息…といくわけもなく、引き続きドタバタしていた入院生活でした。

ちなみに私は緊急帝王切開での出産となったため、5泊6日の入院生活でした。

今回はその入院中のお話です。

▼前回のお話はこちら

痛みのトリプルパンチ

出産後は後陣痛&点滴&術後の痛みのトリプルパンチでした。

特に後陣痛が激しすぎて、痛みとの戦いに1人で立ち向かえるわけがなく、

旦那には私の実家で夕飯を食べてから病院に戻り、そのまま泊まってもらうことにしました。

旦那が実家に向かってしばらくしたタイミングで痛み止めを打ってもらったので、

1人で痛みに悶える心細さは最小限で済み、痛み止めの副作用である眠りに落ちました。

しかし、夜中にそれも切れてしまい3時間程激しい痛みに悶えることになり

わたし
わたし

あとどのくらいで打てますか…。

と、聞きようによってはちょっとヤバい発言を繰り返していましたw

子宮収縮剤の投与が終われば後陣痛もかなり落ち着いたのですが

この時私は、後陣痛だけでなく点滴による腕の痛みとも戦っていました。

看護師
看護師

体が細いから血管も細くて点滴の針が合わないんだよねぇ。

腕が熱を持って熱いし、針を留めているテープから血が溢れているし、とにかく腕が痛い!

子宮の痛みが強いからまだ腕の痛み自体には余裕ありましたが、めちゃくちゃ痛かったです!

途中で点滴を反対の腕にかえたのですが、血管が見えないとかで何度も失敗され

あの太い針を刺されるし、かえてもすぐに腕が熱を持って血が溢れてきてしまい、、

最終的には点滴を途中であきらめることになりましたww

わたし
わたし

このズタボロの体に点滴中断て…

大丈夫なん…?ねぇ。。

少しでも体勢をかえたりできればもう少し楽だったんだろうと思いますが、

術後の体の痛みはものすごく、こりゃ絶対安静だよねぇと言った具合でした。

本当に、ほんの少しでも動こうもんなら飛び上がるほど痛いんですね。

じっとしているのが苦手な私ですから、動けないこと自体もストレスでした。

あ、あとそうそう!痛みで冷や汗が出るし暑いんですけど、

でも少しあおいでもらうと寒い寒い。

普段は寒がりなので、部屋の室温を28度にしていたら怒られました。
※全部屋26度で統一らしいです。先に言っておいてよ、、。

出産翌日:カテーテル没収

さて、出産翌日は寝たきり生活かと思いきや、そうじゃありませんでした!

カテーテルも昼には抜いて自分でトイレに行かなくてはならないのです。

無理ー!

わたし
わたし

これマジで歩けなかったらどうするん?

漏らすん?てか尿意ちゃんとくるん?

ちなみにカテーテルが入っていると尿意が全くなかったのですが、

看護師
看護師

さっきかえたのに凄い出てるね!

いいこといいこと!

わたし
わたし

私何も飲んでないですけどなんでこんなに出るんですかね?

看護師
看護師

点滴!これで結構水分入れてるからそれが出てるの。

でも凄いね!こんなに出たら回復も早いのかもねぇ。

なーるほど…。

なんだか急に冷静になってしまい、ベッドの側面にデカい尿バッグ提げて横たわっているのが

めちゃくちゃ恥ずかしくなりましたw

出産翌日:朝食

朝食は出ましたが、ヨーグルトと具なしスープという流動食です。

本来はオナラが出てから初めて食事をとれるようになるそうですが、

この病院は出る前から食べさせているそうです。

でも毎度オナラは出たかと聞かれました。

確かオナラが初めて出たのは昼食後だった気がします。

1回出るとそれはそれはよくオナラが出ました。

出産翌日も引き続き痛みのトリプルパンチはありました。
点滴は抜かれましたがその後も腕が痛かったです。

食事をとると後陣痛がくるので、半分も食べられずに痛み止めを飲みました。

あんなに薬嫌いな私が本当になんの抵抗もなく、むしろ薬を乞うほどガンガン飲みました。

そのくらい、しんどかったです。

流動食が終わってもしばらくは1/2食でした。

ご飯が豪華な病院なので凄く楽しみにしていたんですけどねww

出産翌日:消毒・体の清浄

朝食の後、院長より傷跡の消毒がありました。

院長、容赦無いのでめちゃくちゃ痛かったです!

それから看護師さんに体を拭いてもらえたのですが

看護師
看護師

旦那さんに拭いてもらう?

わたし
わたし

え!?何でですか!

絶対に嫌です!

看護師
看護師

あww私でいいの?

旦那さんに拭いてもらいたいって人結構多いよ。

嘘やろ。絶対嫌だわ。

お風呂には明日まで入れないので、体を拭いてもらえてものすごく気持ちよかったです!

ただ、体の向きを変えるのがほんっとーうに激痛でした!!

出産翌日:産後初歩行&母子同室開始

昼食前、お子に会いに新生児室へ行くことになりました。

手術後初めての歩行ですから、痛みで立ち上がるまでに時間はかかるし(10分くらいかかった)

とにかく体を動かすだけでめっちゃ辛い!

それでもお子に会いたくて、立ち上がるのをクリアしたら思ったよりスタスタ動けました。
とはいえ、点滴台や手すりにつかまりながらの亀歩

新生児室に行く途中、入院の際にお世話になった看護師さんと再会して笑った瞬間

下腹部に鋭い痛みが走り膝から崩れ落ちかけましたw

もう、笑うのも咳もくしゃみも全部ダメです…。

手術室の分娩台ぶりに再会したお子と初めてしっかり顔を合わせることができて

それはそれは嬉しかったです!

お子は小さいものの、保育器に入ることなく元気だったのでそのまま同室になりました。

昼食の時間まで、家族3人で個室(病室)で過ごしました。

小さくて可愛くて幸せすぎて涙がドバドバ出ました。

出産翌日:初トイレ

昼食後、看護師さんと初トイレです。

カテーテルを通すと尿意に鈍感になると噂を聞き、尿意が来る前に行くことにしました。

トイレに行く際は毎度、大きな生理ナプキンのような産褥パットを持っていくので

左手に点滴の杖、右手に産褥パットと手すりを持って歩きました。

面会に来ている他所のパパさんの目とか気にしている余裕なかったですね。

トイレに慣れた頃に、入院着にポッケがあることに気付き

それからはそこに産褥パットを入れて行っていましたw

さて、産後なので出血は多いのですが「塊が出たら呼んでね」と言われてたので見てみると

塊かもしれない何かが…いる。

看護師さんに見てもらうと、塊ではなくただの血だったようです。ふぅ

1回目は看護師さんも一緒に行ってくれましたが、2回目以降は一人です(当たり前)。

ただのトイレなのに、2回目のトイレがすごく不安でしたw

その後、母が見舞いに来てくれお子と対面するとめっちゃはしゃいでいましたww

出産翌日:旦那帰宅後

夕食後に旦那は帰宅しました。

わたし
わたし

夜通しいてくれてありがとう!お疲れなのに固い椅子に寝かせてすまん!

あんたがいなきゃ私きっとずっと泣いてどよんだったぜ。恩に着る!

明日も頼むで旦那!

妊娠中に病室の選択をする際、私は大部屋を希望していました。

産後一人で誰もいない部屋(もしくは新生児と二人きり)にいられる気がしなかったからです。

孤独感に苛まれてどよーんとしてしまうんだろうな…

泣きまくるにオロオロして看護師さんに頼ることもできず自己嫌悪に陥るだろうな…

とはいえ大部屋は反対に、お子の泣き声で他の人に迷惑をかけないかとか

面会も他の人に気を遣うんだろうなとか

かなり考えて悩んで、良好な精神状態が第一だ!と大部屋で希望を出したんです。

ですが、、コロナ禍ということがあってか、お産の人も少ないのでと

病院の厚意で個室に案内されたのでした。

実際に個室で入院期間を過ごして、こっちでよかったと思いました。

旦那も快適とまではいかないけれど、それなりにリラックスして面会時間を過ごせたし、

痛みにもがき苦しんで叫んでも他の人に迷惑をかけなかったし、

何より、どよーんとかなっている暇がありませんでしたw

なので次も出産する機会に恵まれれば、迷わず個室を選びます!

私は帝王切開での出産だったので、本格的な母子同室と授乳は出産の2日後から開始でした。

いつでもお子に会いに来ていいと言われたものの、自分のことで精一杯で

新生児室にいるお子に全く会いに行けませんでした。

母親なのにな、ごめんねと思ったけれど

明日から授乳も始まるしたくさん触れ合えるからと考えすぎないようにしました。

そして夜中から朝にかけては何度も腹痛で目を覚ましました。

後陣痛だったのか何なのか覚えていませんが、とにかくものすごく痛かったです。

おわりに

当初は出産後すぐに母子同室の予定でしたが、緊急帝王切開になったので

同室開始は翌日からになりました。

それもあって、出産したのに旦那と二人きりでしたから何だか変な気持ちでした。

実感が湧かないというか…。

寂しさもあり…なんだかうまく言い表せない感情も抱きました。

でもそんな感情に浸る余裕もなく、想定していなかった痛みとの戦いが始まったのでした。。

私は過去に悲しい経験もしていて、その時にも後陣痛があったので

それよりは痛いだろうな〜と思っていたのですが、想像を遥かに上回っていましたね。

以前も書いていますが、自分が帝王切開になる可能性をもっと考えて

どんなことが起こるのかとか、気持ち的にきちんと受け入れられるかとか

そういった準備も、しっかりとしておけばよかったなと感じています。

ちなみに、帝王切開の方が後陣痛が辛いと聞いたのですが

双子を帝王切開で出産した友人に聞いたら、全然痛くなかったと言っていましたw

ここもまた個人差があるんでしょうね。

さて、次回で出産レポは完結になります。

もしかするとその後に、タイムライン形式で起こったことを記載するかもです。

このブログで、お一人でも多くの方のお力添えができていたら嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

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