こんにちは。
お読みくださりありがとうございます。
前回の続き、流産翌日 資格試験当日のことを記します。
前回の記事はこちらをご覧ください。
流産翌日の話
化学流産となり排出の始まった翌日は少し痛みが和らいだので、
ホッカイロを身体中に貼り、ナプキンもたくさんカバンに詰めて資格試験の会場に向かいました。
旦那さんが試験会場まで車で送迎をしてくれたため、
少しでも長くそばにいてくれる安心感から心は落ち着いていきました。
それでも、どんなに集中して試験問題に向かっても
不意に涙が溢れたり、ボーッと「何で…」と考えてしまっていました。
資格試験は午前と午後に分け まるっと1日かけて行われました。
出血量は前日と変わらず非常に多く、試験が終わるたびにすぐトイレに駆け込みました。
(長蛇の列ができていた時はヒヤヒヤしました)
昨日の今日ですし、心の痛みがとても大きく まったく昼食をとる気にはなれませんでしたが
ただでさえボケッとしがちな日の試験ですのでサンドイッチを買って無理矢理口に詰め込みました。
参考書の文字を目で追いながらサンドイッチを噛んでいる間も、なぜか涙が溢れてきました。
無事に試験が終了し、旦那さんのお迎えを待っている間にスーパーを見つけました。
そこに私の好きなお菓子を見つけ、節約家の私ですが気にせず買いまくりました。
こんにゃろ!こんにゃろ!
今日は好きなもの好きなだけ食ってやる!
なぜか怒りながらお菓子を食べ続け、その後しばらく吐き気に襲われていました。
その後の経過
それから1週間ほど出血が続きました。
出血が始まって2日目の資格試験の日までは、生理2日目よりかなり多いくらいの量でしたが
それ以降は、普段の生理とそんなに変わりません。
腹痛も同様に2日目までは強い痛みがありましたがその後はほとんどありませんでした。
出血が止まって、病院で診てもらうと
子宮の中は綺麗ですね。これが卵子ですよ。
次の生理の準備が始まっているから1ヶ月後くらいには生理が来るでしょう。
医学的根拠はないんですが、教科書に沿って2度見送ったら妊活再開して構いませんよ。
と言われました。
私の初めての妊娠は、とても短い期間で終わってしまいました。
流産から学んだこと
私たち夫婦は、今回の経験で学ぶことがとても多くありました。
そもそも私は、流産をすることへの恐怖は持ちながらも
自分が流産をするとは思っていませんでした。
15〜20%が流産すると言われても、そんなに少ないなら大丈夫と思い込んでいました。
別の言い方で、6、7人に1人が流産すると言われると
それは結構多いなと感じるのは一体なぜなのでしょうね。
周りの友人やTVで見る芸能人など、多くの妊婦さんが無事に出産をしているのを知るほど
今回の流産を経験した私の悲しみは大きく大きくなっていき、
また同時に 妊娠・出産が叶うことへのありがたさを噛み締めました。
それと、お空にかえったおチビちゃんが私に伝えたかったことは何かも考えました。
思い浮かんだことはいくつかありました。
試験前なのに妊活焦ったからかな…とか
従姉妹の結婚式が控えているからまだ早いよってことなのかな…とか。。
でもきっとおチビちゃんは私に、命の尊さを教えてくれたのだと思います。
正直、私は我が子に暴力を振るう親になるのでは無いかと不安に思っていました。
子供が嫌いという自覚はあまりありませんが
突然の大声や行動など 予測し得ない行動に苛立ってしまうことがあるからです。
改めて、今回の経験で私は
妊娠できたことは当たり前では無いこと
出産の日までお腹の中で成長を続けてくれるのは奇跡的なこと
出産後も不安がつきまとうこと
子宝と言われるように、我が子は宝のように大事なものだということ
を痛感しました。
もう、大丈夫です。
私は必ず、我が子を、そしてよその子も、大切に守り抜きます。
だからまた、私たちのもとにぜひ来てね。
少しだったけど、パパとママにしてくれてありがとう。
お空にかえったら、みんなと楽しく過ごしてね。
これで、初めての妊娠のお話はおしまいです。
次回はあらためて始まる妊活準備の話に続きます。
ぜひこちらからご確認ください。
お読みいただきありがとうございました。