【妊活再開or検査】お金と時間をかけてやる必要があるのか?不育症検査の実体験をお話します。

妊娠

こんにちは。

ご覧くださりありがとうございます。

以前少しお話しましたが、流産の原因がわかればと不妊治療外来を受診検査を受けました。

今回はその検査と費用についてお話します。

検査のタイミングがあるなんて…

流産の検査は流産後2回目の生理を迎えてからということをどこかの病院のHPでは見ましたが

私が選んだ病院では特にそういう案内がHPにも電話でもなかったので

わたし
わたし

病院によって異なるんだなぁ

と思っていました。

が、行ってみるとやはり2回目の生理を迎えてからでなければ検査出来ないと言われました!

なにを隠そう翌日が生理予定だったので

わたし
わたし

あと1日遅く予約していれば…。

とギリギリしましたが、そういう時に限って生理が1週間近く遅れてきたのでした。

補助金の存在

医師とのカウンセリングの中で、私が住む市には検査への補助金制度があることを知りました。

今回私が受けた検査は不育症検査にあたります。

数回に分けて行われる検査の中には自費になるものがあり

保険適用であっても多くて6千円前後、自費だと5万円近くかかりました。

わたし
わたし

補助金とても助かりますぅ!

しかし喜んだのも束の間

医師
医師

〇〇さんの住む市では流産を2回以上経験していることが条件に上がるから対象じゃあないね。

私は化学流産と稽留流産を経験しましたが、

化学流産は流産として1回にカウントされないため申請できませんでした。

1度でも辛く悲しいのに、2回以上という制限はなんで残酷だろうと感じます。

もう繰り返したくないと、早めに検査を受けたい人もいるでしょう。

流産の辛さに寄り添う制度がもっと増えるといいなと感じました。

旦那さんの検査

初診の日は旦那さんも同伴してくれました。

私は妊娠自体は成立しているので、旦那さんの精液検査は任意でした。

ただ、精子が原因で流産が起こる可能性も少なくはないとのことで

旦那さんにも検査を受けてもらいました。

ちなみに精液検査は自費で7千円ほどでした。

結果は検査から1時間後、その日のうちに出まして異常なしでした。

この検査についての詳細は、↓こちらで旦那さんが話してくれています。

この日の私の検査としては先ほど書いた通り、この日はまだ2回目の生理が来ておらず

採血などの検査ができないので

身長と体重の測定検尿を行ったのちにエコーで子宮や卵巣内を診てもらいました

子宮や卵巣内は異常なしでした。

初診を終えて

不妊治療外来は待ち時間が長いと噂で聞いていましたが、本当でした。

こんなにも多くの私と同じ年齢くらいの人たちが

不妊治療のために通院していることに、正直驚きました。

旦那さんと2人で病院へ行った初診の日は、まるっと4時間ほどかかりました。

想像以上の長丁場でしたのでかなり疲れましたが、

せっかくなので二人近くのアウトレットでお買い物を楽しんでから帰宅しました。

ちなみに、初診の診察費用は2人合わせて1万円弱でした。

その後の検査

初診以降の検査は私1人での通院になりました。

【2回目】自費 5万円弱

前回、生理開始後すぐ予約を入れるように言われ 生理開始3日目あたりに病院へ行きました。

病院に着くとまずは医師と今後の検査予定を確認しました。

排卵前の採血が1回必要とのことで、それ次第でどの順で採血を行うか決めるとのことです。

私は仕事がなかなか休めないので、土日でも受けられる保険適用の方を少し先に予定し

この日は平日のみ可能な排卵前・生理中の採血を受けました。

ちなみに、私は早く妊活再開したかったのでそのことについて聞くと

医師
医師

今回の排卵に合わせて始めても問題ないよ。

薬を飲まなくてはいけないような結果が出たとしても、妊娠していても服用できるものだからね。

でも、結果が出るまで不安ということもあるでしょうから旦那さんと話し合っていつから始めるか決めてね。

と言われました。

もし幸いにもスムーズに妊娠することができたとして、それから問題が見つかったとしたらと思うと

やはり結果が出てからの方が安心ということになり今回は一旦妊活をお休みしました。

【3回目】保険適用 6千円強

前回から1週間弱経ち、また採血を行いました。

この日は、医師との問診などはなく採血のみでしたのでササッと終わりました。

余談ですが、私は採血時になかなか血管が見つからない問題児なのですが

この病院の方はすぐに血管を見つけて手際良く採血してくれたのでそれはそれは快適でした。

そして、費用は保険適用とはいえ決して安くない検査費用でした。。

【4回目】保険適用 2千円弱

前回の検査から3週間程経過して、検査結果が出ました。

漠然とした不安が心を占領し、数日前から夜はなかなか眠れず

結果が出るこの日の日中はずっと涙が出ていました。

そしてその日は雨が降っており、病院へ向かう道中では流産確定したあの日も雨だったなと

どよんとした気持ちになっていました。

さて結果は、全く異常なしでむしろコンディションバッチリとのこと。

医師
医師

偶発的な流産だったようだね。

何も異常がないということに安堵した反面、それなのに何故…とも思いました。

わたし
わたし

異常が無いのに流れてしまったということは、またそうなるかもしれないってこと…。

実はその日、私と旦那さんは喧嘩中でしたので不安な気持ちに輪をかけて精神がぐらぐらでした。

何かをしていないと、流産と診断された日のあの辛い1日のことを思い出し

辛く悲しい気持ちが押し寄せては涙が溢れていました。

それだけでなく、自分が親になるということへの不安や

また悲しい結果になってしまったらという考えやいろいろな事が脳内を支配していました。

その後

旦那さんとしっかり向き合い仲直りをして、今後のことも話し合いました。

すると不思議なことに、不安やマイナスな考えが隠れてしまいました。

妊娠に向き合いこれからのことをしっかり考えることが、

私たち夫婦を少しずつ成長させてくれる大切な機会にしてくれていると感じました。

ちなみに、初診から結果が出るまでにかかった費用は7万円弱くらいでした〜。。

おわりに

流産という悲しい経験をした私は、

次の妊娠も出産のその先を考えるのも、とても怖いと感じてしまいます。

しばらく経って不安が消えたと思っても、突然消えたはずの不安が出現することがあります。

でも、以前の記事にも書きましたがこの経験があったから

なかなかこどもを授かれないということの辛さを知ることができました。

今回、検査を受ける前に産婦人科医に

産科医
産科医

まだ検査は受けなくて良いと思いますよ。

時間もお金もかかるので、また妊活を始めて万が一流産を繰り返してしまったら改めて相談でいいかと。

医師としては3回流産が確認されたら検査を勧めていますからね。

と言われていました。

それでも、不安なまま妊活に踏み切る勇気もなく(あまり時間がかかるのは困るが)

お金がかかってもきちんと調べてから次に進みたいという思いから検査に臨みました。

結果として、不安がすべてなくなったとはいきませんでしたが

もし自分や旦那さんが何か問題を抱えていたら、

そのまま妊活をしても同じことが起きてしまったかもしれませんし

問題がないとわかったら、初めは不安になったものの私たちも両親も

とりあえず何もなくてよかったと感じられました。

ですから、結果的にはこの検査を受けてよかったと思っています。

お金も時間もかかりますが、もし検査を受けることで不安な気持ちが少しでも薄れるのなら

躊躇せずに病院へ足を運ぶことを私はお勧めします。

お読みいただきありがとうございました。

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