【彼氏を略奪されかけた話】第1話 内定者男女4人の憂鬱な同期旅行。脳裏によぎる女友達に嫌われた日々…

お茶の間

ご覧いただきありがとうございます。

今回は彼氏を略奪されかけた話の第一話です。 

前回のお話はこちら

登場人物はこちらです

・【私】…私です。吹き出しでは私の名前を呼びかけているとご認識ください。

・パリピ…パリピ系で内定者飲み会の幹事をしていた男子。

・N子…美人で自信に溢れた同期女子。

・仙人…N子と同郷のおしゃれ同期男子。

 

内定者飲み会

前回のお話の彼氏と別れてからフリーになった私、無事就職先が決まりました。

そして内定式後、近いうちに内定者で飲もうということになりました。

私はかなり人見知りをする上に、女子が苦手ですから

飲み会当日もうまくみんなの話題に乗れませんでした。

内定者
内定者

見て、また【私】が宇宙と更新してるよ!

話に乗れないでいる私を「宇宙と交信中」と表現されることがよくありました。

どこに目線を向けたらいいか分からずとりあえず上のほうを見ているだけですが

服装なども絡めて勝手に不思議ちゃん扱いされていたのでした。

さらに私はお酒が弱いので、カシオレ2口で酔いが回りダウンしました。

わたし
わたし

下手に絡んで同期女子に嫌われるよりはいいや。

そう思って静かにしていると、

パリピ
パリピ

【私】、そのピアスとか服とかどこで買うの?

めっちゃオシャレで似合ってるよね!

あと彼氏いるの〜?

などと言われ焦る私。

ここで目立って嫌われたくない!

わたし
わたし

ヨーカドー(嘘) 

彼氏はいらない。

パリピ
パリピ

え、絶対嘘じゃん!

本当はどこー⁉︎

彼氏不要なんだ〜。

云々カンヌン。。

私のことは気にしないでくれ!

周りの女子はそのやり取りの間にこにこしていましたが…怖かったよ〜。。

男子に嫌われるのは怖くないので途中からフルシカトしました。

パリピは飲み会中、自分の彼女の話をよくしていたこともあり

とりあえず今後は近づかないようにしようと決めました。

社内イベント

内定式のあと、数日後に一般向けのイベントがあることも知らされていました。

参加は自由だが見ておくとためになるよ〜といった軽い案内でしたが

私はそういうイベントが大好きなので勿論参加することにしました。

内定者飲み会から数日後、パリピからイベントに行くかという伺いのLINEが来ました。

行くと返事をすると、一緒に行こうとのこと。

その時は、パリピのことなのでみんなに確認して行く人たちで集まって行こう

というノリだと思っていました。

でも、私は1人で参加したかったので

わたし
わたし

ごめん私時間かけて見たいからみんなと別で行くね。

と返信すると、

パリピ
パリピ

ほかの人は誘ってないよ。

どうせあいつら来ないし【私】は行くかなと思ったから。

俺も時間かけて回りたいから一緒に行こうよ!

ゲェ。

私は内定者全員に人見知りをしていたためもちろんパリピとも仲良くないし、

むしろ内定者飲み会ではシカトしてたし、グループLINEもスルーしてたし、

パリピがどんな顔だったかすら思い出せない私でした。

わたし
わたし

まぁ、飲み会でド陰キャ貫いていた私を早く打ち解けられるようにみたいな粋な感じなんかな。頼んでねえけど。

でもこの人彼女持ちだったよな確か。

彼女にバレてトラブルとかマジ勘弁もう呼び出しはゴリゴリだよぉ。

過去の呼び出しについて書いている記事はこちら

うまく断るも食い下がってくるパリピ。

仕方なくOKして2人で回ることにしました。

イベント当日はゆっくりまわって見ることができました。

そろそろ帰ろうかという頃、パリピに一通のメッセージが来たようです。

パリピ
パリピ

N子も今日来てるみたいで合流しようって。

いいよね?

N子は私と真逆な感じで美人な女の子です。

一言も話したことがないし大丈夫かなと不安に思う暇も無く合流しました。

同期4人でのランチ

偶然仙人にも遭遇し、4人でお昼ご飯を食べることになりました。

なんと<N子と仙人>、<私とパリピ>はそれぞれ地元が同じだとわかりました。

そこで、入社式前にN子たちの地元を訪れ4人で遊ぶことになります…。
パリピフットワーク軽すぎ問題

内定者飲み会の時からN子がパリピに好意を持っていることは気付いていました。

あのときはただ、彼女がいてもアタックするのスゲーと感心していた私です。

だから、正直イベント後合流せずに私は帰りたかったし

N子たちの地元になんて行きたくなかったんです!

わたし
わたし

二人で楽しんできてくれ!

でも、長いものにまかれる私…上手い逃げの口実を考えるも及ばず

結局私も参加することになりました。

旅行の準備

宿泊するホテルはパリピがとってくれるとのことで任せたのですが

何故かツインルーム1室

わたし
わたし

…え?絶っっっ対嫌だ!

空いてなかったと謝られ、任せ切っていた私がゴネるわけにもいかず渋々合意。。

しかし、それを知ったN子は

N子
N子

うち泊まって!ホテルはキャンセルしなよ!

交通費も高いしホテル代くらい節約できる方がいいでしょ。

わたし
わたし

まぁ、やだよね。好きな人が他の女と同じ部屋に泊まるなんて。

私も嫌だよパリピと二人きりなんて。

助かります!恩に着ます!

と、いうことでN子の家に泊まることになりました。

内定者4人での初旅行

当日はとにかく憂☆鬱でした。

N子がパリピの隣をがっつりキープして常時イチャイチャ、

私と仙人は当たり障りない会話を繰り広げ、丸っと疲れました。

私が長旅とN子への気疲れで少々くたばり、パリピが私の荷物を背負っただけで

N子
N子

え〜なんで【私】の荷物持つの〜。

ほら、【私】は自分で持てるって言ってるじゃん。

私のを持ってよ〜。

と私のリュックを無理やり剥ぎ取ろうとしてるのを見て

完全に白目を剥きましたとさ。

仙人
仙人

N子、俺が持つよ。

優しい仙人…でもそういうことじゃないみたいよ。。

疲れ切ってやっと帰りの飛行機に乗るも、逐一今二人で何をしているか確認のLINEが来ました。

何もしてないわよ…。

壮絶な2泊3日だったので、もうほとんど旅先で何をしたか思い出せません…。

地元に帰り、溜まりに溜まった鬱憤は友達に聞いてもらいました。

その後

さて、この時はまだ私たちは誰も恋人関係になっていません。

N子が奪いそうだなという推理はご名答です。

▼よろしければこちらから続きをご覧ください。

お読みいただきありがとうございました。

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