【彼氏を略奪されかけた話】第3話 衝撃のホワイトデー!天性のダメ男が本命彼女と義理相手に贈ったあり得ないプレゼントとは…!?

お茶の間

こんにちは。

お読みいただきありがとうございます。

あっという間に12月に入ってしまい、仕事の繁忙期でばたついていたら

前回の投稿から1ヶ月も経ってしまいました…。

さて前回から、私はパリピと付き合い始めました。

▼前回のお話はこちら

まてよ…N子はどうする⁉︎

確信犯…では?

同期全員が、N子がパリピを狙っていることを知っているわけです。

どうして入社前なのに同期全員が、パリピにN子が惚れていると知っているのかというと

内定者あるあるですが、毎日のように同期LINEが動いていたからです。

N子はパリピへ好き好きアピール、他の同期はN子とパリピを囃し立てる…

言うまでもなく私はすぐに通知オフにしました。

わたし
わたし

ねぇ、気づいてると思うけどN子キミのこと猛烈に好きだよ。

私一応同期だし働く前からギスギスするの嫌なんだけど。

パリピ
パリピ

え?N子が俺のこと好きなわけないじゃん!

それに俺は【私】のこと大好きだから何かあれば俺がどうにかするよ。

とりあえず俺たちが付き合っていることは他の奴らには秘密にしておこう。

コイツ絶対確信犯だろ。

わたし
わたし

私バレた時に女に恨まれるのが一番嫌なんだけど。

パリピ
パリピ

大丈夫、ずっと隠しておくわけじゃないよ。

ちゃんと折りを見て話すし、万が一トラブったらしっかり説明するから!

わたし
わたし

じゃあ、N子が暴走したりもう精神的に無理ってなったら私からN子に話すからね。

こうして、しばらくのあいだ私たちは付き合っていることを隠したまま

入社後も働くことに決まりました。

めんどくさそうだなぁ…。

もやもやのバレンタインデー

さて、もうすぐバレンタインデーがやってきます。

わたし
わたし

N子もパリピに何かあげるんだろうなぁ…。

とモヤモヤした日々を過ごすこと数日…。

迎えた当日、私はパリピの家に行き手作りのお菓子を渡しました。

パリピはとても喜んでくれ、一緒にお菓子を食べていると宅配便が来ました。

も…もしや。。

N子からのバレンタインプレゼントー!

呑気なパリピは私の前で即座にビリビリと包みを開け、

パリピ
パリピ

わぁ凄い!一緒に食べよう!

と明らかに本命な高級チョコレートを広げたのでした。
私のお菓子がちっぽけに見える…。

本当に自分では絶対買わない(パリピにもあげない)ような高級チョコレートだったので

ただただチョコレートにだけに敬意をもって美味しくいただきました。

悪夢のホワイトデー

さて、ホワイトデーが来ました。

彼は私に、可愛い原宿系のピアスをくれました。

いろいろ考えてくれたんだろうなとは思うものの正直私の趣味とはずれていて

実際につけることはありませんでした。。
!と?だけの左右のピアス…つけます?

そうそう、パリピはN子からもチョコレートをもらっていましたよね。

わたし
わたし

そう言えば、N子にもお返ししたの?

パリピ
パリピ

うん、N子にもピアスをあげたよ〜!

絶対喜んでもらえたと思うんだよね〜♪

は?

え?

ありえる?

彼女にもピアスを贈り、義理相手にもピアスを贈っただと…?

思考停止しました。

その時はせっかくのホワイトデーだしと感情を抑えて、そうなんだ〜と言いましたが

安静にしていられるわけもありません。

N子はパリピが大好きですから何かしら匂わせ系のことをしているはずです。

はい、していました。

LINEのアイコンが、可憐なお花がデザインされたピアスになったのです!

そしてこのピアス…何だか見覚えがあります。。

そう!それは数日前、パリピとデートしていた時に

パリピ姉への誕生日プレゼントにピアスを見たいと言っていて

わたし
わたし

これなんかとっても素敵じゃない?

と私が選んであげたものでした!

え、何で姉のためって嘘ついた?

え、何で彼女()がいいって言ったやつを自分のこと好きなやつにあげた?

え、何で彼女にも義理相手にもピアスという同じ類のものをあげた?

え、何で勘違いさせるうなことした?

私たち付き合ってるんじゃねぇのか⁉︎

わたし
わたし

ねぇ、N子のLINE見た?

このアイコンのピアスをあげたの?

パリピ
パリピ

ピアス?

あ、そうそうこれこれ。

わたし
わたし

これさ、お姉さんにあげるって言ってなかった?

しかも何で私にもN子にもピアスなの?

N子はキミのこと好きだって私だけじゃなく同期みんな言ってるのに何で弄ぶようなことするの?

私にもN子にも悪いと思わないの?

あんた最低すぎてマッジ呆れるわ。人としてクズ。

別れるかN子に話すかどっちかにしてくれる?

ウンヌンカンヌン…

パリピ
パリピ

待って、何が悪かったのかわからない!

何をそんなに怒ってるの?

は?

あれ、私がおかしいのか…?

そう、この時はまだ気付いていませんでしたが

彼は世間知らず&常識知らず&天性のダメ男だったのです。

それからひとつひとつ丁寧に今回の事を説明しました。

パリピ
パリピ

ごめん、何も考えてなかった。

わたし
わたし

嘘つけよ。マジで呼吸するように嘘つけるのな。

じゃあ何でお姉ちゃんのプレゼントとか嘘ついたんだよ。

パリピ
パリピ

それは、彼女に他の女の子へのプレゼントとか聞くの悪いと思ったから…。

結果一緒じゃねぇかクソ男!

そしてパリピに泣きながら1週間以内にN子へ話すと約束されたので許しました。

…が この男、簡単に自分のことを好きな女を手放すわけがないのです。
THE ナルシスト

結局半年以上経ってもN子には私と付き合っていることを内緒にしていましたとさ。

自分からした約束を破るなんて最低すぎますねぇ。。

ちなみに…最終的に私が退職するまで、私とパリピが付き合っていたことを

N子以外の人に知られることはありませんでした。

そこだけはすごいよなぁアイツ。

次回予告

入社式を控え、N子が引っ越してきます!

まだまだ続く三角関係(?)

▼よろしければこちらからご覧くださいませ。

お読みいただきありがとうございました。

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