【彼氏を略奪されかけた話】第5話 N子に恋人の存在を伝えたパリピ N子の対応は変わっていくのか

お茶の間

こんにちは。

ご覧いただきありがとうございます。

前回のハチミツレモン事件でパリピもN子も怖いを通り越してキモいになった私です。

▼前回のお話はこちらです。

今回は、短期間にいろいろなことが発生したのでオムニバス風に詰まっています。

まずは時々行われた同期研修からはじまります。

同期研修

周囲には一部の上司を除けば同期しかいない状態ですので

配属先の話はもちろんですが、恋バナだってします。

 

あの人とあのひとが付き合ってるだとか

あの先輩と私は不倫してるだとか(入社1年目で不倫⁉︎)

そんな話が出たらもう振られますよね。  

同期A
同期A

で、お前らはもう付き合ってんの?

N子
N子

やだ〜そんなんじゃないって〜。

同期B
同期B

おい旦那!嫁がこんなこと言ってるぞ!

云々カンヌン…

ストレスッ!

イライラを鎮めるべく、話の輪から外れて1人黙々と作業する私なのでした。

就業時刻が近づき、同期たちの元に戻って周りの話に耳を貸すと

N子は私の彼氏を「旦那」呼びしていました。

きめぇぇぇぇぇ〜!

そして普通に受け入れている普通に「なぁにぃ」とか言ってる私のクソ彼氏パリピ。

N子の貢物

ある日の休日、パリピの家でまったり過ごしているとまたガタガタいう玄関…。

パリピが見に行くと大きめの箱が入った可愛らしい紙袋が扉にかけられていました。

なんだなんだと箱を開けると

パリピ
パリピ

お!マカロンだ!やったね。一緒に食べよう!

それはそれは鮮やかな発色のマカロンたち。

買ったんじゃねぇのってくらい綺麗に作られていました。

なんだかN子が不憫に思えて…いやいや待て待て!

私だってこいつに散々痛めつけられてるんだって思うと腹が立ってきて

わたし
わたし

ねぇ、君はN子のことどう思ってるの?

この前の研修でも気付かないなら流石に鈍感こしてバカだよ。

N子の気持ちに気付いてるのに弄ぶのやめたら?まっじ最低だよ。

つかさ、私のことはどう思ってる?

自分彼氏としてというか人としてひどいことしてるなーと思ったりしない?

パリピ
パリピ

え、なんのこと?マカロン嫌いなの?

何がいけないの?

もう何も持ってこないでって言えばいい?

は?

わたし
わたし

とことんクズだねぇ。

もういいや、無理です。別れます。終わりです。

付き合ってること話すって自分から言ったのに全然話さないうえに、あんたらのせいでこっちがどんどん擦り切れて人生の無駄遣いだわ。

帰ろうとすると泣きながら私にしがみつくパリピ。

パリピ
パリピ

ごめんなさいごめんなさい。本当にごめんなさい。

別れたくない!こんなに好きなのに!

俺は【私】のことを大事にしてるつもりだったけどそうじゃなかったのは本当にごめんなさい。

話します。1週間以内に話すから約束する!

今までごめんなさい。

お願いします!帰らないで。

わたし
わたし

次はないからな。

許しちゃうんかーい!

もちろん、マカロンは食べませんでした。
(N子作とはいえ食べ物に罪はないので捨てはしませんでした)

それから数日後、パリピがN子に私と付き合っていることを伝えました。

加えて、私ともこれまで通りの関係でいてほしいと伝えたようです。

その夜、N子からLINEが来ました。

N子
N子

全然知らなかったし全く気付かなかったよ!

なんか二人ってそんな感じじゃないじゃんw

(釣り合わないってか?)

でもこれからも仲良しでいようね!

言っても言わなくても面倒なのがこの三角関係(?)。

これからどうなることやら…。

まだ続きます!

消えた花火

パリピの家で保管していた、割り勘で購入した花火がなくなっていました。

パリピの家にお泊まりをしたその日にやろうと思っていたのに…。

わたし
わたし

ねぇ、花火どうしたの?

パリピ
パリピ

ああ、あれシケちゃってたみたいで捨てたんだ。

わたし
わたし

え、何でそんなことするの⁉︎

1週間ちょっとでシケるわけないじゃん!わざわざ開けて確かめたってこと⁉︎

ウソ下手すぎだろ。正直に言え。どうしたんだよ。

それ以上嘘ついたら○すぞ。

パリピ
パリピ

ごめん、この前地元に帰った時に持って行って友達とやったんだ。

絶対ウソ!こいつ呼吸するように嘘つきやがる!

わたし
わたし

私と割り勘で買った花火を勝手に使ったんだ。

じゃあ全額払え。そして今すぐ買ってこい。

地元になんか帰ってないんですよこの人。

だって毎日聞いてもないのに1日の出来事をLINEしてくるんですもん。

いつ帰ったんですかね。

面倒くさくて真実を追求するのはやめました。

日記帳の出現

散らかり放題のパリピ部屋を片付けていた時に、開いたままのノートが床に落ちており

パラパラとめくると日記のようなことが書かれていました。

それによると、

◯月◯日、今日はいつもの土手でN子に俺と【私】が付き合っていることを話した。

もう二人で頻繁に会うこともやめようって言った。

すごく驚いていたし暗くてよく見えなかったけど多分泣いてた。

本当は気付いてた。傷付けてごめんな。

持って行った花火を一緒にやったらN子嬉しそうだった。

これからも【私】と仲良くしてと伝えた。

…云々カンヌン

N子と花火やってる!

私とやるはずの花火をN子とやってる!

私が半分買った花火をN子とやってる!

そして更なる事実。

めっちゃくちゃ頻繁に二人は土手で会っていた。
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わたし
わたし

こんな物騒なもの隠しておいてくれよ…。

見ちまったじゃんよ。知りたくなかったぜ。

その時は電車も動いていない時間だったため何も知らないふりして大人しく過ごしました。

その後のN子

N子は、その後も続く同期の囃し立て(旦那が云々、いちゃつくな云々)に反応しなくなり

同期の中ではフラれた説が出ました。

そしてN子は突然、婚活三昧の日々を送り始めました。

SNSやマッチングアプリ、婚活パーティーなど様々なツールを駆使しては

色々な男性とデートの約束を取っていました。

わたし
わたし

まぁ、これで彼氏を奪われる心配も無くなるし良かったわ。

でも、N子はそんな甘くなかった!

これまでそんなに頻繁にN子と連絡を取り合っていたわけではないのに

私がパリピと付き合っていることを明かした後から毎日のようにLINEが来ました。

N子
N子

△△△な人と会ってきて□□□にも行ったんだ〜。云々

毎日◯人も連絡来てどこから手をつけたらいいかわからなくてぇ〜!云々

で、【私】はパリピとどうなの?

そう、毎日必ず最後に「パリピとどうなの?」なんですね。

まだ諦めてないじゃん!

異動により越してきたムック

ある時、同期男子のムックが地方から異動してくることになりました。

知らない土地で一人は困りそうだし、パリピがいれば楽しそうだからと

パリピやN子の住んでいるY駅でアパートを借りたそうです。

これにより、この土地にパリピとN子2人きりではなくなったので、少しだけ安心しました。

…が、全然安心できなかったんです!

パリピが私と付き合っていることをN子に伝えた際、

2人きりで会うのはやめると伝えたようなんですね。

でも、ムックがいれば2人きりではないと考えたN子は

タコパだ鍋パだなんだかんだと「3人で」ご飯に誘うようになりました。

もちろん、パリピはクソなので3人だしいいよねとか言って毎度参加していました。

そしてムックが引っ越してきてから、

なぜかパリピとN子が二人きりで出かけることがまた増えて行ったのでした。
(日記より)

パリピの誕生日

パリピの誕生日当日は私もパリピも仕事だったため、

お祝いは休みの日に予定を合わせて行うことにしました。

でも付き合って初めて迎える誕生日ですので、夜中にパリピと電話をしていると

チャイムの音がするやいなや突然電話がブチっと切れました。

数分後に改めて電話掛かって来たのですが、宅配便が来たとのことでした。

パリピとの電話を終えて、同期LINEが動いていることに気付き見てみると…

N子がパリピの家に押しかけプレゼントを渡している動画が上がっていました。
(N子が撮っており、いえ〜いとか楽しそうにやってる)

わたし
わたし

私(パリピの彼女)がいるグループで流すんだ…(呆然)

電話を切ったのは、N子がいきなり部屋に入ってきたからということでしょう。

話し途中で突然電話を切られたことも、宅配便という嘘をつかれたことにも

楽しそうにN子とやりとりしていることも全てに大きなショックを受けました。

私だって当日に直接祝いたかったし会いたくても会えなかったのに

私より先にN子がパリピを祝う様子が映し出されたその動画を見て殺意が芽生えました。

動画をみた同期たちは、パリピとN子がまた元の関係に戻ったと思い

その日からパリピとN子を囃し立てる幼稚なやりとりが再開しました。

彼女がいる、かつ彼女が誰かもわかっているのに

こんなにも堂々とパリピにちょっかいを出せるN子が自分と同じ人間だとは思えませんでした。

もちろんそれに対して鼻の下を伸ばしてニヤニヤしているパリピも。

私は引き下がるって言ってるんだから、2人がくっつけばいいじゃんって思いませんか?

これを書いている私は、この連載(?)のことを『胸糞ブログ』と呼んでいます。

でも、あと少しで完結しますのでもう少しだけお付き合いください…。

続きは▼こちらから是非ご覧ください。

お読みいただきありがとうございました。

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