【うつ病寛解期のドタバタ出産レポ①】2度の流産を乗り越えて奇跡の妊娠!里帰り出産の思わぬ落とし穴とは…!?

妊娠

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。

久しぶりにこの項目でお話をします。

実は少し前に待望のお子が誕生しました。

しばらくブログを更新できなかったのは、慣れない育児にいつまでも慣れなかったためです!

いまだに慣れません…。でもお子は可愛くて可愛くてたまりません!

ということで、今回は出産までのできごとをお話したいと思います。

妊活について

改めて、私は持病のうつ病があります。

持病がありながら妊娠すること、そして出産と育児をすることにとてもとても不安がありました。

▼そんな私を後押しして希望をくれた本がこちらです。

・・・ですが、希望を持てたものの、下にある記事でもお話したように、

やはりうつ病の症状はそれぞれ違うので、どうしても不安は拭いきれませんでした。

それでも大好きな旦那とのお子を産み育てたいという思いが強くありました。

私は、年齢や体質、タイミングなどすぐに授かることが難しいかもしれないと思い

早めに妊活をしたかったのですが

旦那は二人で過ごす時間を最低でも1年はほしいと考えていました。

難しいですよね、夫婦で妊活の考えを合わせるのって。

もちろん私だって、二人の時間を楽しみたいと思っていました。

旅行だって好きだし、美味しいものを見つけたら遠くにだって足をのばす私たちです。

小さな子がいると、そういった楽しみをしばらくは設けられないかもしれません。

実は私は、親族に不妊治療を経験した人がいます。

無事に子どもに恵まれて幸せに暮らしていますが、そんな人が近くにいるからこそ

チャンスを無駄にしないよう少しでも早く妊活をしたかったのです。

妊活は二人の問題だからこそ、きちんと二人が納得して進めなければならないと思い

しっかり話し合いをしました。

そして、結婚式を終えてすぐから妊活を開始することにしました。

妊活開始

いざ妊活をするとなっても、仕事の疲れやその時の気分、喧嘩しちゃった…などなど

色々な障壁がありますよね。

また、男兄弟で育った旦那は生理についてなんとなく知っている程度だったため

しっかり生理についても知識を持ってもらい、排卵時期や基礎体温も共有しました。

▼生理についてのお話はこちら

そして、私たちは妊活開始してからすぐに妊娠に結びつくことができました。

しかし、悲しい経験を2度することになり、その後しばらく妊娠に結びつきませんでした。

▼悲しい経験についてのお話はこちら

不安な気持ちになったり、他所の人の妊娠報告を辛く感じたりする期間が続き

もうお子を授かることはできないのではないかと何度も諦めかけました。

そして、期待しないように心がけながらも期待してしまう生理予定日を何度かすぎたある時

またしても生理が遅れました。

なんとなく妊娠しているような気がしていましたが、頑張って期待しないしないと念じをかけ

検査薬を使ってみると、妊娠反応が出たのでした!

3度目の妊娠

悲しい経験をしたからこそ、今回も期待しないほうが自身の心の健康のためになるのではないか

と思いました。

でも、やっぱりまた授かれたことが嬉しくて嬉しくて一人で小躍りしながら

旦那に急いで伝えました。

ただ、妊娠してからも不安です。

また悲しいことになるのではないか…と考えたくなくても考えてしまいます。

「○週の壁」といわれる多くの壁を全て乗り越えられた時は、本当に安心しました。

両家両親への報告

さて、両親に妊娠を伝える段階でまた少し悩みました。

妊娠を継続できることも奇跡なんだと体感している私たちです。

絶対にそんなことはないけれど!もし、、もし万が一、今回も悲しい結果になってしまったら…

そう思うと、できれば私たち夫婦だけで慎重に穏やかに過ごしたいと思ってしまいました。

うーん…もっと正直にいえば、両親を悲しませたくないとかそういうのではなくて

悲しい結果になってしまった時に、両親や親戚や見ず知らずの人や、、

とにかく、他人に勝手に同情されたくなかったんだと思います。

だからこそ、できれば両親にすら言いたくなかったけれど

うつ病の持病がある私ですから、サポート面含め出産について相談をしなければならず

言わざるを得ませんでした。

ただ、両家にとって初孫となる子を授かった状況で「誰にも言わないでね」が守れるか…。

結果として、実父は誰にも言いませんでした!

子どもが大好きな父が本当に誰一人にも秘密にしていたことは驚きましたし見直しました!

そして実母は、妊娠を打ち明けた翌日にはもう、それはそれはたくさんの人に話していました。

正直、父より信頼していたので失望しました。。

実母の裏切りにショックを受けたこともあり、義両親が約束を守ってくれたのかどうかは

聞いていません。
義母から、赤ちゃん用品について〜がいいと聞いた云々はありましたが聞き流しました。

ちなみに、実の両親には直接報告したのですが

旦那とわたし
旦那とわたし

ちょっとお話があります。

父

おや、俺もやっと爺ちゃんになるのか!そうかそうか

わたし
わたし

ちょっと!先に勝手に喋らないでよ!

せっかくちゃんと伝えようとしてるんだからさ!

母

え?なになに?
(話があると言っているのに洗い物をやめなくて聞こえなかった自由人)

父

いや〜安心した!

俺ぶっちゃけちょっと諦めてたというか…いや、うん。

よかった!で、今どんくらいよ。

と言ったやりとりがありましたとさ。

妊娠と仕事

これまでのことがあり、職場にはなかなか妊娠のことを打ち明けられずにいました。

実は、妊娠がわかる少し前から体調不良があり在宅勤務にしてもらっていたため

つわり等でしんどくても、休み休み仕事はできていました。

妊娠5ヶ月を迎えた頃、さすがに産休や人員調整もあり上司に報告しました。

それからすぐに繁忙期を迎えました。

部長の「体調不良等があれば仕事なんかより体を優先に病院に行け」の言葉に感動しました。

しかし実際は仕事優先を強いられ、病院から「急ぎ受診を」と指示されても行けませんでした。

それと、私は契約期間の兼ね合いで育休が取れませんでした。

うつ病の担当医からは「産後うつ不可避」と言われていましたから、

産後1ヶ月での復帰なんて絶対無理です。。

会社にはうつ病のことを隠しているため、妊娠前からあった体調不良を理由にして

相談したところ「母性健康管理指導事項連絡カード」を産科医に書いてもらえれば

仕事を休むことができる(無休)と言われました。

産休直前

私の働いている会社が合併して新会社に移行することになりました。

移行にあたり、制度なども大きく変わるとあって産休前説明会の案内が来る気配がありません。

加えて、仕事の引き継ぎもいつ誰におこなったら良いのでしょう…。

上司に何度聞いても「今調整中だから待って」の繰り返し。

産休まであと2週間となった時、さすがにちょい怒りしました。

わたし
わたし

あと2週間ですから、後任の方にも営業にも迷惑がかかると思います。

産科医に産後の話をしないといけないので説明会もやってください。

上司
上司

引き継ぎは◯◯さんと△△さんと□□さんにお願いして。

説明会は来週までにおこなうよう準備します。

後任には上司がトロいことを伝えた上でギリギリの引き継ぎとなったことを詫び、

説明会は産休1週間前に開催されることとなり、産科医も対応の遅さに笑っていましたとさ。

気にしぃな私は、引き継ぎが直前になってしまったことで多くの方に迷惑をかけたことに心を痛め

最終日にもチャットツールで全員にお詫びしました。

しかし、みんな温かい言葉で送り出してくれたことが嬉しく涙が出ました。。

里帰り出産をすることに

さて、月日は経ち臨月になりました。

安定期を超えて臨月を迎えたとはいえ、毎日不安を抱えたまま過ごしていました。

私は父の勧めで里帰り出産の予定だったので、36週で実家へ帰ることにしました。

うつ病持ち、悲しい経験、初めての出産・育児…不安や心身の疲れを緩和するためにも

多くの手がある里帰りがいいと勧められたのです。 

ずっと一緒に暮らして、私の心を支えてくれた大好きな旦那と2ヶ月も離れて暮らすなんて…

寂しくて寂しくて、1週間前からシクシク泣きました。

里帰り当日は目を晴らしてワンワン泣き、私の大好きなスイートポテトを半分こしながら

また二人で泣いたのでした。

実家での我慢

時はコロナ禍、私は妊婦。両親はまだ現役で出社しているため、感染への不安がありました。

自宅にいた時、旦那はリモートワークでしたし時々出社しても、

帰宅後すぐにシャワーを浴びてくれました。

しかし実家では、お世話になる身。

気になることがあっても指摘したりお願いすることに躊躇し我慢していました。

結構たくさん目につくことがあったのですが、1つ挙げるとすれば

仕事から帰って来ると台所で水のみで手を洗い、台所のタオルで手を拭く…。

え⁉︎

外から帰ったら石鹸で!が常識なこのご時世に⁉︎

しかも料理する場所で料理する時に使うタオルで⁉︎

そしてそのままその手でお菓子やおつまみを食べ、

舐めた指はそのままいろんなところを触ります…。

無理無理無理!!!

約束を守らない母

さて37週のときには、姉の結婚式がありました。

2度延期をしたこともあり、心待ちにしていた結婚式ですが泣く泣く私は留守番です。

コロナ禍という点では両親や旦那の感染が心配でしたが、

もうそんなことを遥かに上回る辛い出来事がありました。

私の祖母は結構な変わり者なため、妊娠のことは隠していました。

常にバレないか不安でいっぱいだったので、毎日のように祖母が夢に出て来ました…。

何が原因で祖母にバレるかわからないので、叔父夫婦や従兄弟にも秘密です。

でも、いくら仲が悪いとはいえ私が姉の結婚式に出ないともなると

バレる可能性が高いですよね。

ですので、時世も相まって姉、両親、旦那には体調不良というテイにしてもらったのです。

それなのに‼︎母は叔父が式場に到着するやいなや…

母

【私】は妊娠中だから今日は来ないんですよ〜。

それを見た父が急いで叔父や従兄弟に口止めをしたのですが、どこで誰が漏らしたのか

結婚式後には祖母からの鬼電に悩まされることとなりました。

妊娠初期と言い、今回の叔父のことといい、

母への不信感が募り、悲しくて久しぶりに親の前で泣きました。

そして、両親に我慢していたことや約束を破られた悲しさなど

心のうちを全て吐き出し、私は38週目前にした頃に自宅に戻りました。

産前の実家暮らしは1週間ともちませんでしたww涙の別れはなんだったのやら

おわりに

里帰り出産をするか迷っていた時に、自宅から通っていた産婦人科で

助産師
助産師

里帰りするなら出産前から実家に戻ってね。

産後だけ戻るなんてした人はみんな先生に怒られてるよ。

と言われていました。

なんで怒られているのか聞いておけばよかったと激しく後悔した瞬間でした。

とにかく、帰ってきてしまったからには旦那と力を合わせて乗り切るしかありません。

ということで、次回は自宅に戻ってからのお話です。

▼続きはこちらからどうぞ

▼旦那目線の出産レポはこちら

お読みいただきありがとうございました。

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