【幸せの裏に潜む黒い感情】羨ましさ、妬み、悔しさ…。すんなり妊娠できた人への本心

妊娠

こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。

愛しい我が子に恵まれ、幸せに家族3人暮らしています。

ものすごい勢いで、大きくなったり、できることが増えるのをみて、本当に感心します。

実は私、ずっと子どもが苦手でした。

大きな理由としては、子どもの言動が理解できないからです。

例えばスーパーにて、他所のお子さんが私の買い物かごを突然掴み微笑んできたことがありました。

今ではいろいろ想像できますし、可愛いなとも思います。

でもその当時は

わたし
わたし

何コイツ…何で笑ってんの?笑えねー。

うわぁそのベトベトの手で触らないで!

つか親どこだよ。早く来いよ。

とにかくドロドロした汚い感情が浮かんでいました。

我が子を望むようになって、親にしてもらって、180度感情が変わりました。

お子が笑えば私も嬉しいし、泣けば私も悲しくなります。

予防接種では毎度一緒に泣いています。

とにかくお子が愛おしくて、体調を崩したらお子に会いたくて涙が出ます。

夜眠れなくてしんどい時も、眠っているお子を撫でて心がポカポカになります。

今年の私の誕プレはお子の洋服やおもちゃをねだりましたw

お子は私の宝物だから、もう他の物はいらんのです。

消えてくれない黒い感情

前置きが長くなりましたが今日のお話です。

お子が生まれる前、いろんなことで黒い感情に悩まされました。

友人や芸能人の結婚報告、妊娠報告、出産報告、お祝い投稿…。

羨ましさ追い越される焦り置いていかれる悔しさとがグルグル渦を巻き私自身を苦しめました。

黒い感情が心に浮かぶたびに、私はどうして素直に喜んだり祝ったりできないのかと

自分を責めて、そして、惨めで辛かったです。

それからしばらくして、愛しい我が子が誕生。

わたし
わたし

これ以上に幸せなことなんてないかもしれない!

やっと、長らく悩まされた黒い感情から解き放たれると思っていたのですが、

そんなことはありませんでした。

姉の話

私の姉が今妊娠しています。

姉は6月に結婚式をして、今年の11月に妊娠5ヶ月であると報告を受けました。

どうして姉はすぐにお子に恵まれたのだろう…という思いがまず浮かんでしまい、

口先では「おめでとう」と言えたものの、本心では素直に喜べませんでした。

何度かお話していますが、私は2度悲しい経験をし、その後しばらく妊活が実を結びませんでした。

今では、あの時はまだ私の親になる準備が整っていなかったんだなと思っています。

実際に、大好きな旦那と2人で過ごす時間を長く取れたので

旦那の好きなところも以前より増えましたし、超尊敬しています。

こんな私と結婚してくれて感謝!

婚約破棄されなかったら出会えてなら元婚約者サンキュー!

今もお子の次に、、いや、同じくらい旦那が大好きです。

それと、もしかしたらお子を待ち侘びる日々が、子ども嫌いだった私を変えたのかもしれません。

さて、姉の話に戻ります。

私の姉はドン引くほど勉強ができます。

塾に行かずに数多の某難関大学にストレート合格し、現在は某所でエリート公務員をしています。

ただ、人としてはクソッカスです。

私は幼い頃から姉の尻拭いをしてきました(詳細は割愛)。

そんな姉なので、まだ私たち姉妹が実家で暮らしていた頃、よく喧嘩をしました。

もちろん喧嘩の原因は95%以上姉です。

両親や祖父母は、勉強ができればオールOK!!という感じだったので

姉がどんなにクソッカスでも勉強ができるなら何しても怒らないんですね。。

反対に私は、姉よりは勉強ができなかったので姉の分も怒られていました。

姉が悪いことをしても、怒られるのは私なのです。

ある時、

わたし
わたし

そんなんでいいの?あんたみたいな人と誰も一緒に暮らしたいと思わないよ。

結婚もできないし、そのままじゃ子どもを育てることもできないんじゃない?

姉

は?お前何様だよ。言っておくけど全く興味がない。くだらない。

結婚なんてしたくないしましてや子どももいらない。

お前のガキくさい低レベルな妄想に巻き込むな。

そんな姉が結婚し、親になろうとしています。

どうして?と何度も思いました。

両親は姉妹が続けて子どもを産むことにワクワクしていますが

私は正直、どうしても素直に喜べません。

だけど、喜んでいるふりをしています。 

幸せなはずなのに

姉だけではありません。

友達や芸能人が次々に妊娠出産報告するのを目の当たりにして、

つかみどころのない焦りのようなものがわいてきます。

待ちに待って出会えた愛しい我が子と暮らしている今、間違いなく幸せです。

それなのに、どうして黒い感情はぶくぶくと湧いてくるのでしょう。

そんなこと思いたくないのに、ただただ心から「おめでとう!」とお祝いしたいのに

なぜ、私はできないのでしょう…。

自分が、そんな自分でいることが嫌になります。

どうかこの思いが、お子に伝わりませんように。

どうかお子は純真な心を持って成長してくれますように。

そう思いながら、私はお子を抱きしめます。

おわりに

黒い感情に苦しめられている今でも、それを感じ取らなければ

気付かないようにしていれば、幸せにすごしています。

こうして幸せを噛みしめられるようになるまで、苦しい辛い思いを抱えてきたので

妊娠報告も出産報告も私はしていません。

誤解しないでいただきたいのは、報告しないのが正しいと言いたいわけではありません。

私は、報告をしない選択をしたということです。

私だったら、幸せな報告が私の中に黒い感情を生み出して辛くなってしまうから。

まだまだ先の長い人生です。

おそらく、これから先また別の場面でも黒い感情に悩まされることが多々あるのでしょう。

心から、お祝いや褒め言葉を返せるような綺麗な心の持ち主になれたらいいのになぁと

また欲が出てしまいます。

お読みいただきありがとうございました。

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