こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は薬のお話です。
うつ病の薬は、症状と効果を見ながら何度か薬を変更することがあると聞いていましたが
私の薬の変更は1度ありました。
はじめに処方された薬は副作用ばかりが顕著に出ていた記憶があります。
服薬による弊害
服用のタイミングは、夕食後でした。
しかし、夕食は就寝の2時間前くらいでしたので効き目の出始めと重なり
全く眠れない日々が続き不眠症状がひどくなってしまったのです。
その他にも、ひどい目眩や吐き気、脱力感などにも悩まされました。
薬飲んだ方が悪化するのではと疑うほどです。
そこで、不眠症を改善する薬も処方してもらいました。
実は私、幼い頃から不眠に悩まされていましたが
薬に頼るくらいなら眠らなくていいと考えていました。
そんな私は、なぜかうつ病診断直後は数日間不眠症状が出ず
グウスカ眠れましたが それも数日で元通りになってしまいました。
睡眠導入剤の服薬追加
不眠症改善の薬の服用当初は かなり入眠改善に効果がありました。
布団に入って1時間前後で眠りにつくほどです。
素晴らしい薬を手に入れたわ
しかし、次第に入眠効果が薄れてゆき 朝まで眠れない日々に戻ってしまいました。
そして困ったことに、日中に強い眠気に襲われたり
酷い目眩などから真っ直ぐ歩くことが難しく 転倒することも少なくありませんでした。
薬の変更
処方薬による弊害を担当医に伝え、服用から1ヶ月ほどで処方薬の変更に至りました。
うつ病治療の変更後の薬は、以前のものより副作用が気になりませんでした。
ただ、日中までは気持ちを保てていても 夜には気分がどよんと落ち込むことが多々あり
うつ症状に効果があるとはあまり感じられませんでした。
これ飲まなくて良くないか?
と何度も思いました(お薬大っ嫌いッ子)。
次の診察日に薬の効果の実感を伝えました。
しばらくこれでいきましょう。
効果はすぐに出ないから今は特に気にしなくていいです。
義務には思わなくていいけど、自分のために忘れず飲んでください。
飲まなきゃダメか…
ちなみに、以前は夕食後の服用で脳が覚醒してしまったため
服用のタイミングも朝食後に変わりました。
それと、不眠症の改善薬は担当医と相談し 服用をやめました。
錠剤を半分に割って服用してみたり工夫しましたが 思うようにいきませんでした。
代替薬はないか聞いてみましたが、飲み合わせや症状などを鑑み
合うものが他に見つからなかったようです。
担当医には服用しないよりは入眠改善に効果があると服用の続行を勧められましたが
私は 眠れないより、日中の生活が普通にできるようにすることを優先しました。
離脱症状の出現
服薬開始から2年ほど経過した頃、週あたり1日服用お休み日を作っても良いと言われました。
イヤァッッホォォォイ!
薬の効果をあまり感じていなかった私ですから
服薬をやめたって影響はないと過信していました。
しかし、離脱症状は甘いものではありませんでした。
早速、薬の服用をお休みしたある平日 苦が飛来します。
目眩、吐き気、頭痛、脱力感…エトセトラ
えー⁉︎ナニコレ⁉︎薬が止めてくれてたのォ⁉︎
それとも離脱症状としてこれが出てるのォ⁉︎
担当医に伝えると、離脱症状が酷ければ毎日の服用に戻すよう言われました。
…戻したくないっ!
しかし、そう思っても 仕事や生活に支障が出まくりましたので
まずは仕事がお休みの土曜日を服薬お休み日に設定しました。
薬の服用を休んだ日は、横になっていても目を開ければ天井がぐるぐる回って
目を閉じても天の川のような映像が浮かびぐるぐる回っていました。
これは…お薬やめられないんではないでせうか。
仕事がお休み=ぐうたらでOK!
と自分に暗示をかけ、とにかく無駄なことを考えずに朝から晩まで横たわりました。
ご飯いらない!
トイレだけこっちに来て欲しい!
そう、トイレへは四つん這いか、ゴロゴロと転がりながら移動しました。
(立ち上がるとすぐ倒れて ぐるぐるバットの後みたいな感じでした)
無理せず薬を飲みなさい
そりゃこんな状態を見ていたら言われますよね。
でも、いつかは慣れるだろうと毎週土曜日はこんな感じで1ヶ月過ごしました。
慣れない!
※翌日薬を服用すると、めちゃくちゃ楽になりました。
担当医に伝えたところ、1ヶ月に1ぺんの服薬お休みになりました。
はじめのうちは変わらずぐるぐるバット状態でしたが、ほんの少しずつ慣れてきました。
その後、状態を見て2週に1ぺんになったり 1ヶ月に1ぺんに戻ったり
紆余曲折です。
離脱症状のストレスで症状が悪化することだってあるとの事で
ゼロにするのを焦っちゃいけないんだなと実感しました。
必ずしも薬の服用をなくすことがご自身にとっていいとは限りません。
もし私のように、なるべく薬の服用を避けたいとお考えの方は
一度主治医と相談してみることをオススメします。
さて、ご覧の通りお薬大嫌いっ子の私です。
服薬卒業を目指しておこなったいくつかの行動についてこちらでお話しております。
お読みいただきありがとうございました。