こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
今回は休養中から 早めに服薬を卒業するべくやっていた事についてお話します。
基本的に 薬を最低限しか飲みたくない私はとにかく早く薬から離れたいので
以前読んだ丸岡いずみさんの本に書かれていた「認知行動療法」というものをネットで調べました。
▼丸岡いずみさんの本を紹介している記事はこちら
しかし、うつ真っただ中の私は長文の文字を読むことが辛く、よく理解できませんでした…。
なのでもっと身近にできる気持ちをアゲる方法を考えました。
うっつまオリジナルの認知行動療法(的なもの)です。
※本来の認知行動療法とは全く異なります
「こんなんでいいんだ」と参考にしてもらえればと思います。
本を読んでみる
『人生を好転させる「新・陽転思考」』
和田裕美 著
この本は、今の旦那さんがプレゼントしてくれました。
私は根っからのネガティヴ思考ちゃんなので、いろんな人にしばしば
思い浮かぶ陰の単語を陽に変えてみな
と言われていました。
根っからネガティヴちゃんって…なかなかそれができないですよね。
何でこんなに負の単語ばっか出せるの⁉︎
ってくらい、それしか出なかったりするんですヨ。。
この本には、ある事実の見方は一つだけじゃないのだと。
だったら、プラスに考えた方が得ですよ〜という考えが述べられています。
そして個人的に考え方が軽くなるなと思ったのは
無理にポジティブシンキングする必要はないともあるところです。
やれやれ!じゃない感じが好印象でした。
こういう思考になれたらいいな。
体を動かす byフラフープ
休養中も復職しても初めのうちは必要がなければ家から出るのが億劫でしたので
とりあえず目に入ったフラフープをしてみました。@リビング
私は幼い時からフラフープが好きで大人になってからも時々回していたので
エクササイズ用の大人サイズフラフープが常備されていたワケです。
個人的に 好きな事でちょっとした運動をするのがミソだと思っています。
しかも、フラフープは無心で腰をクネクネするだけなので
頭にウサギさん(ぬいぐるみ)を乗せて1時間とか2時間とかやめたくなるまでやりました。
その甲斐あってか、気分転換だけでなく運動不足解消にも効果がありました。
(以前よりくびれた気もします)
散歩をする
休養中は、まず近くのコンビニへお菓子を買いに行くことから始めました。
1日1お菓子です。明日は何にしようかとワクワクで外出できました。
少しずつ距離を伸ばしていき、時にはスーパーや薬局への買い物なども
自ら進んで買って出ました。
(自発的に動く娘が嬉しいのかお小遣いやお菓子を1個まで買っていいよなんていう特典付き)
その後は私が買い物係となりました。
復職後も買い物係は持続していましたが あえて遠くのスーパーに歩いて買い出しに行ったり
家の近くだけでなく、母校の小学校までの間を散策してみたりしました。
(数十年ぶりにみた小学校はエモかった…)
太陽の下に出る
3の「散歩をする」と似ていますが少し異なります。
靴を履いて外出しなくていいのです。
休養中は特に、日により家から出たくない時がありますから。
そういう時はベランダに新聞を敷いて三角座りをするのです。
照明の下にいるより太陽の光を浴びている方が
何とな〜く気持ちが上向きになった気がしていました。
(散歩にくる犬や飛んでくる鳥の観察もできますし)
趣味をふやす
やることが見つからずボーっとしているとダメ人間だと思ってしまうので
気を紛らわせる趣味を増やしました。
うつ病になる前までは、ギターやピアノや弓道などちょっと頭を使うものが趣味でした。
ギターやピアノは近くにあってもやってみる気になれなかった当時の私は
座ったまま 思考停止したままでもできることを探しました。
パーラービーズ
アイロンビーズともいいます。
幼い頃に遊んだことがある方いらっしゃるかもしれませんね。
うちでは高校生の頃に姉がやっていて
よくそんなちまちました物続けられるな
と思っていましたが
今になっても 暇があると何か作ろうと思ってしまうほどハマりました。
同じ色5つ円形に置いて真ん中に別の色を置けば花が作れる簡単な遊びです。
▼ちなみに私が買ったのはこちらです
裁縫
私は幼稚園年少さんからぬいぐるみの洋服を作ったり、靴下の穴を塞いだりしていました。
針と糸で何かを作ったりするの好きだったなーと思い出し フェルトをたくさん買ってきて
ぬいぐるみやブックカバー、ポーチなどひたすらチクチクやっていました。
ボケーっとしながらやるので 何度指に糸を通したか知れません。
お絵描き・塗り絵
小学生の頃からコンクール等々絵を褒めていただく機会があり、お絵描きが好きでした。
はじめのうちは、なぜか目に写る物をそのまま描き写すという単純なことも難しく
100円ショップに売っている「大人の塗り絵」を買ってみました。
もとから配色センスがないのか、その時期だったからなのか、
綺麗ではない作品がいくつか生産されましたが 絵を描き始めるいい特訓になりました。
絵は、目に写る物を何でも描きました。消しゴムやロースハムや…なんでもです。
そのうちに描きたいものが増えていきスケッチブックにはたくさんの絵が描かれました。
写経に似ているのかしらと勝手に思い込んでいます(多分違う)。
たまごっち
ボーッとしていたある日、急にたまごっちが育てたくなりまして
仕事帰りにリサイクルショップで購入しました。
初めのうちは単純な操作で完結するこの育成ゲームを操れている自分が嬉しかったです。
だからか、2台持ちでした。
途中で飽きましたが、ほぼ毎日首から下げて過ごしていました。
復職後のある休日 職場近くに用事があり
たまごっちをぶら下げて出かける姿を上司に見られていたのもいい思い出です。
アイドルのキラキラを浴びる
JニーズをはじめとするアイドルなどのDVDやテレビ番組、動画をみまくりました。
アイドルって本当、元気をくれるんだなー
ってしみじみと感じていました。
感激して泣いたこともしばしばあり
治ったら絶対アイドルになる!
と何度思ったか知れません。
(本気で、両親にアイドルになるべく掛け合ったことしばしば、しばしば…)
日記をつける
こちらは休養中から始めました。
起床時間、朝昼夜ごはん、おこなった事、いい事、後悔…
1日を振り返りできるだけ全てのことを書きました。
書き終わった後に読み返すと、
結構前向きだったな とか 明日は◯◯をやってみようかな とか思ったりして
かなり良い習慣だったと思います。
今でも、旦那さんと交換日記形式で日記をつけています。
地域のスポーツサークルに参加する
こちらはある程度状態が良くなって、家族以外との交流をしたくなった頃に始めました。
私は学生時代に弓道サークルに所属していたので、やりたいなとは思いつつ
さすがに弓道ができる道場はないだろうなー。
と探すと 家から徒歩2時間弱の場所に武道場がありました。
さっそく申し込みをして当日行ってみると 私と1人の女子以外ご年配の方だけでした。
しかもその女子はお母さんの連れで来た子だそうで、ほとんど若者は私だけでした…。
だからこそなのか、みなさんとても親切にあれやこれやと話しかけてくださって
練習後にはおやつ会も開かれるとても和やかなサークルでした。
ちなみに、私はほとんどなんちゃって弓道経験者でしたから先生方には
・道着が長すぎる
・姿勢が悪い
・型が全くできてない
本当にやってたの⁉︎
とあきれられていました。
いつも何かしら指摘されてちょっと怖いなと勝手に思っていた先生は、
私が2時間弱かけて歩いて通っていることを知ると
毎回歩いてるの⁉︎
送ってあげるから乗りなさい。
もっと早く知っておけばよかったよ。
と親切に家の近くまで送ってくれました。
療養中は家族と恋人以外との交渉がなかったので、久しぶりの知らない人との交流は
とても気持ちが良かったです。
いかがでしたでしょうか?
休養中・復職後と家にいる時間はたくさんありましたから この他にも色々おこなった気がします。
職場の先輩は、うつ病で休養していた時に旅をしたと言っていました。
・行き場を決めず思い立った時に電車や新幹線に乗る
・決め事として 携帯電話は使用しない
・地図情報やweb検索に頼らず 迷ったら人に尋ねる
この旅が人と関わるトレーニングになったそうで
知らない人だからこそ、何も考えずに話しかけることができたのだそうです。
凄い、私には無理です…。
先輩の例もそうですが、みんながみんな何かを始められるわけじゃないですよね。
ですから、できる時にやってみようかなと思うものに挑戦してみるでいいと思います。
と言うか、別に挑戦しなくてもいいと思います。
医師の指示に従い、薬をしっかり服用するで全然いいんですよ。
その方々にあった方法で、楽になっていくのが一番です。
こちらでもまた、もう少し薬にかかわる話をしております。
お読みいただきありがとうございます。