こんにちは。
お読みくださりありがとうございます。
ここ数年、生理によるイライラで旦那さんと幾度となく喧嘩しました。
今回はそんな生理に関するお話です。
生理痛がなかった私
私は社会人2年目くらいまでは
生理前の感情の起伏や生理痛が全くと言っていいほどありませんでした。
周りの人たちの お腹痛い 頭痛い 熱出た 吐いてくる …等々辛い様子を目の当たりにして
個人差ありすぎでは?
と感じていましたし
生理痛でバファリンやルナやいろいろな鎮痛薬を飲んで頑張っているのをみて
薬飲むほどしんどいなんて大変だなぁ。
※薬大嫌いっ子
と思っていました。
そんな私も生理前に多少 イライラしたり気持ちがふさぐことはありましたが
大して生活に支障が出ることはありませんでしたし、
経血量も普通かそれ以下だったと思います。
出現した生理痛と経血の増加
社会人2年目の途中くらいから突然生理痛が出現し、経血量も急に増えました。
これまでにない生理の辛さを味わうようになり、毎月
あと◯日でヤツが来やがる…
と考えるようになりました。
私の前に現れた生理痛は、
- 頭はガンガン割れそうに痛いわ
- お腹は漬物石がゴロゴロ寝返りしていてるように痛いわ
- 貧血による目眩でフラフラになるわ
- 腰が外れそうに痛いわ
- 眠くて眠くてしんどいわ
わたしゃ君に何かしたかい?
って具合にしんどくなり そりゃ生理休暇もできるわなと実感しました。
生理痛がどんなにしんどくても、薬嫌いの私ですから絶対に鎮痛剤は飲みません。
いまだに生理痛では飲んだことがないです。
(そいうえば流産の時も飲みませんでしたねぇ)
経血については仕事で電話対応中に漏らしたかのような出血を感じて
早々にお客さんとの電話を切り上げ トイレに駆け込んだことがしばしばありました。
大人になるって大変ねなんてその時は何か誤魔化していました。
イライラと食欲
気分にも出ていまして、生理前はものすごくイライラします。
目に写るものすべての欠点だとかイラつくポイントを勝手に脳が見つけて教えてくるようで
とにかくイライライライラします。。
あと、食欲もものすごく強くなって太るとか虫歯とか何も気にせず食べます。
生理周期
生理痛がほとんどなかった頃は、周期が不安定でした。
間隔がかなり空いたり、ひと月に2回来るくらい短くなったり…
それでも当時は、生理=嫌なものだったので
とにかく気にしない!気にしたら負け!という感じで周期の乱れに気を向けませんでした。
生理痛がひどくなって以降は、なぜかしっかりきっちり安定の周期でやってきます。
ですから、嫌でも次にヤツが来る目安がわかりました。
うつ病と生理
さて、私はうつ病で通院しています。
生理痛がこんな風になってしまって、はたして耐えられるか(生きていられるか)?
と思っていました。無事生きていてよかったです。
でも、うつ真っ盛りの時はかなりしんどかったです。
イライラ
1番の大敵(ボス)は、生理前のイライラです。
これによって何度も死にたくなりました。
事故のニュースをみれば、あそこに私がいればwin-winだったのにと思ったり
車通りの良い道路を見れば、今すぐ飛び込みたくなりました。
とにかく気分が落ちている時は何をしていても死ぬことに結びつけがちなので
経血出すぎとかで死んだりしないのかなー。
逆に1週間も大量出血してイケるなら、切ってもこんくらいの出血量なら死なないってことか。
など真面目な顔で血の考察をして刃物を眺めたりもしました。
そして我にかえると、
イライラに殺されるー!
と騒いだり、部屋の壁や自分の体をガンガン叩きまくりました。
ゲンコツも、体もあざや引っ掻き傷だらけでした。
こんなにも生理でイライラすることに対して、初めはうつ病だからしょうがないと思い
相手にこうして欲しいなど何かを求めることはありませんでした。
実家で暮らしていた時は、うつ病の症状と同様に生理のイライラも家族には隠しており
生理前のイライラを感じた時から終わるまでできるだけ自室に籠って
1人でうつ症状と生理のWパンチをひたすら受け続けました。
実家では、なんとか自分で対処ができたわけです。
人と関わりたくない
それと、家族をはじめ人と関わりたくなくなりました。
誰かと一緒にいるとうつ病のことで気を遣わせないようにとかバレないようになど思うのに加え
このイライラした感情をどうにか抑えなければならないと思っていたのですが、
抑えても抑えてもイライラしてしまい思考の整理が覚束なくとにかくめちゃくちゃ疲れるのです。
そしてイライラを抑えるがために疲れていることに気づいてまたイライラしたり。。
それでも、仕事に行かなきゃいけなかったり外せない約束があった時など
頑張ってもうまく抑えきれず、ブチギレてしまい喧嘩になったことも何度かありました。。
それ以前に顔に出ているようで、
何怒ってんの?
ってただ普通に聞かれるだけで
は?
(怒ってねぇし。生まれつきこの顔だし。つか喋りかけてくんな。)
って感じでした。
ですから、今の職場では生理前は話しかけないでねオーラだけ出して
デスクに縮こまりながら働くようにしていました。
ちなみに今は在宅勤務なので、
気を遣わずしんどければその辺に転がったまま働けるので楽であります。
痛みと出血
生理中の各所の痛みや出血も敵ですよね。
ただでさえ1週間続くんだからどれかひとつにしてくれよと。
そうしてくれたら来月も頑張るから頼むよと。
楽にしてくれたらこれからもきちんと生きていきますから!
でも、これもなんでもできる精神からなのか私はなんだかんだ痛みは耐えられます。
※痛みは無理せず鎮痛剤を飲めと何度も言われましたので真似しないでください。
結婚後の生理
実家ではなんとか対処できても、結婚後は簡単にいきません。
待っていてもご飯が出てくるわけじゃありませんし
部屋にひとりで長時間籠ることもできませんもの。
コントロールできていない生理だけでなく、付き合い方を模索しているうつ病までありますから
生理の不調で旦那さんと毎回喧嘩するの嫌だなぁ。
ということで、1人でどうにかするのではなく旦那さんを味方にしようと思い立ちました。
生理について旦那さんに知ってもらう
生理の基本的なことからはじめ、自分の生理期の状態などを話しました。
旦那さんはうんうんと真剣に話を聞いてくれ、たくさん質問もしてくれました。
やっぱ男兄弟だけだとわからんからさ。
それだけでなく、YouTubeで生理を扱った番組を一緒に見たり
映画化もされた『生理ちゃん』小山健
を旦那さんが一気買いして、ふたり交代で読みながら理解を深めました。
▼旦那さんが買ってくれた『生理ちゃん』はこちら
こちらでは、生理を擬人化して漫画が描かれています。
こんな気持ちになるの!
こういう痛みなの!
とか言いながら、旦那さんに見せたりしていました。
特に生理を理解したい男性には非常にわかりやすい内容だと感じます。
女性の生理だけでなく、男性のムラムラする辛さなんかを描いているところもあり
男の人も辛いんだなぁ
と勉強になりました。
それでも起きる喧嘩
しかし、それでも簡単にはいきませんでした。
ちょっとしたことにイライラして
どうして私だけ生理のイライラに向き合わなければならないの。
生理前なんだからしょうがないじゃんわかってよ!
旦那さんも当然、日々の中でイライラもするのに自分ばかりと思ってしまうのでした。
時間が経って旦那さんと衝突した時のことを振り返ると、
どうしてあんなにイラついていたのかしら。
全て私のせいだわ。
と今度は自分を責めるようになりました。
誰のせいでもないことに対しても
自分や相手やとにかく悪い対象は何だったのかを決めつけてしまうのです。
ちなみに、最近も旦那さんと喧嘩しました。
旦那さんは、イライラがどうしようもないのも生理そのものが辛いのも
ちゃんと理解してくれているけれど、
それ以上に私のイライラポイント発見力が凄すぎて喧嘩になってしまったのだと思います。
こういった喧嘩につながる思考が、単純に生理による一時的なものなのか、
もしくはうつ病のせいなのか、そもそもの自分の性格のせいなのか…よくわかりません。
もしかすると、自分の性格からくる思考が生理のイライラによって悪い方に強調され
その後に死にたい消えたいといったうつ病の思考が加わるのかもしれません。
「私はうつ病」という思いがあると出来事の原因がうつ病であると思いがちですが、
冷静に客観視するともともとの性格だったり、一時的な生理による症状だったりします。
この、性格なのかうつ病なのかのモヤモヤは生理以外にもいろいろなところに見え隠れしていて
またの機会にこういったお話もしたいなと思っております。
その後
さて、結婚する前は 生理は厄介なヤツとしか思ってしませんでしたが
妊娠を意識するようになってからは生理はありがたい存在だよなと思うようになりました。
ここ最近、基礎体温をつけるようにもなりより生理に対する意識も良い方に変わってきました。
生理は大事な現象だけどうまく付き合うのは難しい(うつ病じゃなくても) これが私の結論です。
生理の症状については 鎮痛剤だけでなく漢方薬も市販されていたり、
または病院で診てもらったら病気であったということもあります。
症状に応じてお医者様や薬を頼ったり、旦那さんや周りの方に
敵ではなく味方になってもらえるように自分から動くことが大切だと思っています。
うつ病も生理も、辛い時はどうか1人でなんとかしようとしないでくださいね。
時間はかかるでしょうが、生理ちゃんともっと仲良くなりたいなぁと思う今日この頃であります。
お読みいただきありがとうございました。