こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
今回は、流産確定後の「流産待ち」期間のお話です。
▼流産確定のお話はこちら。
流産確定後
医師からは、2週間待っても胎嚢が自然に出てこなければ手術の相談と言われました。
実はその検診の数日前から、血の混じった茶色や赤黒いおりものが出始めていたため
自然に出てきてくれるまでそんなに日数はかからないと思っていました。
ちなみに…流産しても吐き気や胸の痛みなどはしばらく続きました。
先生によると、流産確定になっても胎嚢排出後数日くらいは妊娠状態が続いているため
つわりも続くのだそう。。
私は流産確定後数週間でつわりが止まりましたが、腰の痛みはその後もしばらく続いていました。
それと、毎日何かものを食べるとお腹がチクチクと痛くなりひどい下痢もしていて
流産と関わりがあるか聞いたら心因性のストレスだと言われました〜。
自分が思っている以上に、かなり精神にダメージを負っているようでした。
我慢の解禁
妊娠してから大好きな食べ物や飲み物を我慢してきました。
お腹におチビちゃんがいる以上この子にとって辛い環境にしたくありませんから
おチビちゃんが出てくるまで我慢するつもりで
おチビちゃんが出てきてくれたら酒もコーヒーも飲みまくるし
お寿司屋さんでしこたま寿司を食ってやるんだ!
おチビちゃんのために今は我慢するけどね!
と言っていました。
しばらくたって長期戦になる気配しかせず
さすがに好きなものを食べられないストレスも加わるのはもう無理となりまして
ほら、こんな美味しいものがこっちにはあるんだよ〜。
だから早く出てきて、またいつか一緒に食べようぜ〜。
と言いながら解禁しました。
本との出会い
まてどくらせどなかなか鮮血に変わりません。
(自然排出が始まるのはおりものが鮮血になってから)
私は不安で不安で「流産待ち」の経過について経験者の方のブログを毎日欠かさず読みました。
そして、ある人のブログで紹介されていたこちらの本が気になりました。
『ママ、さよなら。ありがとう』池川明 著
この本は産婦人科医の方が胎話士さんとのやりとりを元に
胎児との会話(胎話)から見えたことや実際に起きたことを書いており
主に流産や死産についての話が多数載っています。
そして、妊娠が分かったら夫婦で話しかけてあげるのが大切ということ
また、相談したことにはきちんと赤ちゃんが答えてくれることが書いてありました。
この本読みたいんだ。
俺もう途中まで読んだからかしてあげる。
なんと旦那さんは私が前日の交換日記に書いた内容を読んで
即座に電子書籍でこの本を購入して読んでいたのでした!
この本を読んでから、旦那さんと頻繁におチビちゃんに話しかけるようになりました。
そこは心地いいのかな?
もう少しそこにいたいかな?
ゆっくりでいいよ。
でもね、あと◯日後に病院に行くの。
もしかしたらそこで、手術って言われちゃうかも。
私もパパも、痛い思いさせたくないって、
自然に出してあげたいって思ってるよ。
おチビちゃんはどう思うかなぁ?
私たちはおチビちゃんの希望をうまく受け取れず、
なんと答えてくれているかわかりませんでした。
おチビちゃんとの会話
その後もおりものが鮮血に変わることのないまま、次の検診の日を迎えてしまいました。
状態を見た先生は
あと1週間待ってもいいと思います。
きっとそれまでには出るよ。
もし希望であれば手術の予約をしてもいいけどどうしますか。
待ちまッす!
(即答&強め)
それからもおチビちゃんに語りかけ続けました。
するとある時、
だってさ、たくさん血が出るの怖いでしょ?
だから…
と聞こえた気がしました。
旦那さんに急いでそれを伝えると、
確かにいつもどこか行く時も「大量出血したら〜」とか、
「寝てるうちに出てきちゃったら血が〜」とか言ってるもんね!
そういうの聞いて、一気にたくさん出血して俺たちを驚かせないようにしてくれてるんだ。
すごく優しい子だね。
そういうことか…なんて優しいいい子なんだろう。
気を遣わせてごめんね。
でも、ありがとう。
この本を読んですぐの時は正直、お腹の中のおチビちゃんと話せるわけないと思っていました。
でも 声をかけ続けたらちゃんと届くし、答えてくれるんだなととても嬉しくなりました。
4歳くらいまでのお子さんは胎内記憶で、
ママのお腹の中から私たちの事を見ていたと話す子がいるそうです。
こんなに小さな可愛い子に気を遣わせちゃったな〜と反省したりもしました。
妊娠がわかったら、すぐに話しかけてみてくださいね。
この続きで自然排出された日のお話はこちらです。
お読みいただきありがとうございました。