いつ報告すればいいの?両親への流産報告のタイミングが難しい

妊娠

こんにちは。

ご覧いただきありがとうございます。

流産に関する内容です。
不安になる方や気分を悪くなさる恐れのある方はお控えください。

今回は、両親に流産のことを伝えたときのお話です。

一般的な流産報告のタイミングとは

妊娠は安定期を越えてから周囲の人に報告するのがベストとされていますよね。

私もそのつもりで、会社の上司以外は妊娠のことを事前に伝えていませんでした。

いざ流産してしまうとなると、

どのタイミングでどうやって両親に報告したらいいのかわかりませんでした。

友人のアドバイス

流産確定後の孤独感を支えてくれた1人の友人がいました。

まさにその時、友人が臨月の出産日間近だったので

センシティブな話はしてはいけないと思い流産のことは隠していたのですが

さすが高校時代の仲良しということなのか、なぜかバレました。

友人の言葉はいつも心に優しく刺さり、孤独感が和らいでいきました。

そして、自然排出のあった2日後に私は実家に帰る予定でしたので

この時に 両親に言うべきか もう少し後にすべきか

また、言うとすればどのタイミングでどんな風に言うべきか悩んでいました。

友人
友人

そんな悩むならまだなんじゃない?

親とはいえ、あなたが言いたくないなら今後も言わなくていいと思う。

あなたはまず自分の心のケアを優先しな。

親でもなんでも、自分のことをやった後に考えればいいんだよ。

無理矢理言わないとって考えて自分を傷つけるのが一番やっちゃダメだと思う。

わたし
わたし

この人本当に私と同い年か?

私この人の子供になりたいんですけど。

いざ帰省

とりあえず、話したくなったら話そうという軽い気持ちで実家に帰りました。

日中は母とあちこち出かけたり、夕方は父とご飯を作ったりして過ごしました。

悲しいことがあった後だからなのか、とても心温まる気持ちになりました。

タイミングミス!父への報告…

父と夕飯を作っていると

父

◯◯(いとこ)が子供できたんだってよ。

と言われました。

私の親族には持病のため不妊治療をして子供を授かった人がいます。

それもあってか、父も母も妊娠についての話は慎重にする印象がありました。

ですから、私にも子供についての質問などをされたことはありませんでした。

その時なぜか、

わたし
わたし

今が話すいいきっかけか?

と思い、唐揚げを揚げる手を止めずに話しました。

その勘違いをどうにかして止めたいと強く思う今日この頃です。

わたし
わたし

そうなんだ〜。

私は流産しちゃったよ2回も。

すると、父は手を止め黙って私の顔をじっと見つめました。

父は明らかに動揺していました

わたし
わたし

しまった!タイミング間違えた!

こんなフランクに話す内容じゃなかった!

どうしようやばいやばい!

父は子供が好きです。

甥っ子や姪っ子がいるところでは顔がでれっでれになるほどです。

やっと父が動き始めました。

父

いつ。

声が掠れていました。

私は2度の流産した時期と今の状況を話しました。

父の顔は見れませんでした。

父は、うつ病やうつ病の薬との因果関係を調べる事

私の体の問題がないのか検査を勧めました。

検査は私たち夫婦も考えていた事でしたので、

流産後の出血等がおさまり最後の検診が過ぎたら病院に行くことを伝えました。

この日はおそらく父に対して流産の話題はショックが大き過ぎて

禁句であろう空気が出まくっていたので それからはふれませんでした。

慎重に母へ報告

わたし
わたし

父に今日言ったなら母にも今日言わないとだよな。

いざ母に話そうと母の部屋に行くも、あれやこれやと頼み事をされ

私が帰ってきたら聞こうと準備してたんだなと思いながら対応しました。

それらが整ったとき、既に深夜0時を過ぎており

翌日にしようと思いつつも、母がまだ活動しそうだったので

わたし
わたし

あのさ、話そうか迷ってることあるんだけど遅いし明日がいいかな?

明るい話ではないですし。

母

なに?

母がソファに座って聞く体勢をとってくれたので流産したことを話しました。

母は少しだけ驚いていましたが、うつ病の報告をした時と同様に冷静に話を促してくれました。

私は事細かに妊娠した時から今の状況、そしてこれからについて話しました。

母

大変だったね。

それにしてもあんたなんで帰ってきちゃったの。

お産をしたようなものなんだからじっとしてなきゃダメでしょ。

私が連れ回したんだけどさ。

わたし
わたし

うん、そうなんだけど帰りたかったんだ。

先生に気分転換のためにも帰っていいか聞いたら全く問題ないって言われたしさ。

わたし
わたし

明日は出かけるのやめておこうか?

わたし
わたし

ううん、わたしは行きたいからやめたくない。

ほとんど車に乗ってるだけだししんどかったら家に帰ってもらえたら嬉しい。

母

あそう。

あんたって結婚もそうだけど、1回目はつっかかるのね。

わたし
わたし

そうなの!わたしも同じこと思ってたんだよ!

でも今回2回ダメになったんだけどね〜。

と冗談をかましながら伝えられました。

両親はふたりとも反応が全然違いましたが、

娘がまさか2度も流産したと言うことを受け止めるのは辛かったんじゃないかと思います。

やっぱり、親に伝えるのはかなりしんどいです。

両親の支え

その翌日は出掛け先を決めていなかったのですが、

母の計らいでお墓参りとお地蔵様への挨拶に行くことにしました。

また、子宮を冷やさないようにと温活パンツなるものを3枚と毛糸のパンツを2枚買ってくれました。

ちなみに温活パンツはこんな感じのものなのですが、

薄いのに手足までぽかぽかしてすっかり冷え性もなくなり非常におすすめです。

そして昼過ぎには家に戻り、父の車で旦那さんの待つ我が家へ帰りました。

こうして、失敗もありましたが 無事に私の両親に伝えることができました。

その後も両親は私の体を気遣って

「お腹の痛みはどう?」とか「その強い薬飲むの明日で終わるね」とか

「こういうことを先生に聞いてみろ」とかいろいろとLINEを送ってくれました。

また、わざわざ親戚からもらった無農薬野菜を届けるためだけにうちに来てくれたりもして

温かい人たちだなぁとしみじみ感じました。

義両親への報告

私の義父母もとても温かい両親なんです。

おさまらない感染状況で、なかなか義実家へ行けなかったのですが

連休に帰れたら帰ろうかと言う話があがっていました。

私もそれまでには体調が回復すると思い、帰るつもりでいましたが

漠然とした体調不良は一向によくなる気配がありませんでした。

これ以上気を遣わせるのも悪いと思い、流産のことを報告して

帰るのが難しい旨伝えようと旦那さんが義母に電話してくれました。

電話から漏れ聞こえる声で、義母が驚いているのがわかりました。

心の中で謝っていると、私の体や心を心配してくれる温かい言葉が聞こえました。

そして電話の後、義母からLINEが届きました。

そこには、『こどもはママのちっちゃな神さま』長南華子 著

の本の内容を抜粋して綴られた温かい言葉がありました。

義母
義母

◯◯(旦那)はね、4歳くらいまでは胎内記憶があってよく話を聞かせてくれたのよ。

あなたたちのことを赤ちゃんも神様もしっかり見ていてくれてるから、きっとその時が来たら元気ないい子を授るから。

ママが言うんだから本当よ。

と言ってくれました。

報告を終えて

私にとって、流産の報告をするタイミングは やはり実家に帰った時だったのかもしれません。

無理に話さなくてもいい。

たとえそれが親に対してでも。

きっと、親だからわかってくれると思います。

次は気持ちの変化について書いております。

お読みいただきありがとうございました。

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