【結婚式場選びのポイント】結婚式の種類から挙式・披露宴会場 のタイプまでまるっと解説します!

結婚豆知識

こんにちは。

ご覧くださりありがとうございます。

今回は、結婚式の形式や会場のタイプについてお話します。

前回の日取りのお話はこちら。

形式

ひとくちに結婚式と言っても、形式はさまざまです。

コロナ禍で残念ながら海外婚は難しいですが、選択肢はまだまだありますよ。

挙式・披露宴一般的な結婚式。
フォト婚ウェディングフォトの会社に依頼し撮影日等を決定。
後日簡単な食事感を開催する人も。
挙式のみ披露宴は行わず挙式が結んだらお開き。
少人数での検討が多く、レストランでカジュアルに食事をする人も。
二部制親族とそれ以外を分けて会食(披露宴)をする。
「親族:カッチリ」「友人:カジュアル」のように雰囲気を分けられる。
会費制
(1.5次会)
立食ブッフェや着席コースなど形式を選べるカジュアルなパーティ。
ご自身で列席者の会費を決めるので自己負担額が早めにわかる。
引き出物はないのが一般的。
披露宴内挙式披露宴の中で挙式(人前式)をする。
国内リゾート婚近くのブライダルサロンやホテル、現地、リモートで打ち合わせ。
場所により宿泊付きの見学会等もあり。
海外婚国内の旅行会社やブライダルサロン、ホテル等で打ち合わせ。
実際に現地の式場を見られるのは前日か当日が多い。
交通費等がかかるため列席者はご祝儀なしが一般的。
結婚式前後のお休みを長めに取る必要がある。
式場以外テーマパークなどでの結婚式を扱う会社に問い合わせる。
公園など公の施設は管理会社に必ず問い合わせる。
式場に所属しないフリープランナーが得意なことも。
リモート婚有料でプロデュース会社に依頼する。
無料のリモートサービスを使って自分や友人による手作り。

挙式スタイル

挙式というと、ドラマなどでは教会式がよく取り上げられますね。

60代までの世代の方は、神前式が多かったようです。

ちなみに私は和装の人前式をおこない、旦那さんも両親と3人で入場したり

きょうだいに証人をやってもらったりして素敵な写真が残せました。

宗教上のご意向も出るところなので、親御様の希望も聞いておきましょう。

教会式教会は原則撮影禁止。
チャペルは結婚式のための会場なのでほとんど撮影可能。
洋装でおこなう。
人前式基本的に場所を問わずチャペルやテラスが人気。
オリジナルな進行が可能で和やかな雰囲気になる。
洋装・和装どちらも可。
自由度が高いため予算が抑えられることも。
神前式神社や館内神殿などでおこない、撮影禁止。
親族のみ参加が一般的。
和装でおこなう。
仏前式寺院や館内神殿などでおこない、原則撮影禁止。
親族のみ参加が一般的。
希望する人が少ないためできるところも少なく要確認。
和装または洋装でおこなう。

挙式会場のタイプ

一般的にニーズの高い、神前式と教会式の会場の特徴をお話します。

挙式はおよそ20分前後ですが、印象や写真に残りますのでしっかり検討しましょう。

神前式

神社近隣神社で親族と挙式を行ったのち、式場の車もしくはタクシーで披露宴会場へ移動。
神社と記念館(披露宴会場)が併設されている場合は徒歩移動のことも。
花嫁行列を経験できたり、お参りに来ている参拝客にも祝福してもらえる。
館内神殿披露宴会場と同じ建物内に神殿があるため移動が楽。

教会式

教会町や大学などの教会、または式場保有の教会で挙式を行った後、披露宴会場へ移動。
披露宴会場までの距離や移動手段を確認しておくと安心。
チャペル式場館内にチャペルがあるため移動が楽。
・窓あり…明るく和やかな雰囲気になり、また注目されるのが苦手な人におすすめ。
・窓なし…厳かで感動的な雰囲気になり、また注目して見守って欲しい方におすすめ。
・ステンドグラス…厳かで感動的な雰囲気になり、宗教色が入ることも。

式場タイプ

意外と違いを知らない人が多いのがここです。

可能なら、土日に実際の式場で人の混雑具合やバッティング度合い等を確認すると安心ですよ。

ホテル

宿泊施設+結婚式

・結婚式後、移動せず宿泊ができるため遠方からの列席者が多い場合に良い。
・最寄駅から近いことが多く、専用バスの送迎があることも。
・設備が整っている。
・結婚式後も宿泊やレストラン利用で戻ってこれる。
・おもてなしや料理の評判が良いことが多い。
・結婚式以外のお客さんもいるおり、ロビーやエレベーターが混み合うことがある。
・貸切でないことが多く、同じ時間に別の結婚式があるとバッティングは避けにくい。

専門式場

ホテル−宿泊施設

・結婚式のために作られており、挙式・披露宴会場が複数あるため選択肢が多い。
・最寄駅から近いことが多く、専用バスの送迎があることも。
・設備が整っている。
・歴史ある式場は品があり親御様の安心にも繋がる。
・貸切でないことが多く、同じ日に別の結婚式があるとバッティングは避けにくい。
・かなり大きな式場だと人が多すぎて「列席迷子」が出ることも。
・結婚式の後に戻って来にくい。

ゲストハウス

専門式場+貸切】

・完全貸切のためバッティングがなく、特別感は最も感じる。
・設備が整っている。
・演出のためのアイテムや場所があり、プランナーの提案力も高い。
・駅から遠いことがあり、タクシーで伝わらないことがある。
・式場内の挙式・披露宴会場の数が少ないため選択肢が少ない。
・完全貸切のため会場使用料等が他のタイプより高くなることがある。
・できることが多いため、気付かぬうちに見積もりが高くなってしまうことも。

レストラン

ゲストハウス−設備

・料理が絶品。
・完全貸切でバッティングがない。
・カジュアルな雰囲気になる。
・駅から遠いことがあり、タクシーでも伝わらないことがある。
・有名なところだと料理の単価が高いことがある。
・挙式会場が簡易的だったり、クロークが無かったりと設備面が整っていないことがある。

披露宴会場のつくり

披露宴はおよそ2時間〜3時間が一般的です。

挙式会場でもそうですが、窓の有無と天井高は特に印象がかなり変わります。

その他、演出にも使える設備もいくつかあげてみました。

ご自身とあわせて、列席者目線でもどんなものがいいかなと考えてみてくださいね。

窓の有無

【窓あり】
・長時間注目されるのが苦手な人や演出を少なくしたい人におすすめ。
・外の景色は海?緑?都会の景色?
・時間の流れに合わせて外の景色の変化も楽しめる。
・雨天がネックになる。

【窓なし】
・注目してもらいたい人や演出をメインにしたい人におすすめ。
・作り上げた世界観が保たれる。
・シャンデリアなどがあると一層上品な雰囲気になる。
・演出等が少ないと間延びした印象になる。

天井高

【天井が高い】
・窓があると広々と開放的に感じ、窓がないと華やかに感じる。
・人数が少ないと緊張感が出る。

【天井が低い】
・窓があると座った時に居心地が良く感じ、窓がないと圧迫感を抱く。
・高さが必要な余興ができないことも。

演出等の設備

ガーデン・テラス

自由に出入り可能な状態にしておくと、涼んだり景色を眺めたり写真を撮ったりと

列席者が各々で楽しんでくれるので演出を少なめにしたい人にもおすすめです。

海や緑をバックに集合写真を撮ったりすると、華やかな思い出が残せますね。

この場所を利用して、入退場やバルーンリリース、人前式などもできます。

式場によっては、ガーデンやテラスにいるならペット参加OKというところもあります。

また、小さなお子様が泣いてしまってもすぐ会場の外に出られますし

会場から少し離れたところを喫煙場所と指定してもいいですね。

ときどき、プールに落ちた思い出を作る人もいるので注意しておきましょう。

階段

入場で使われることが多いですが、演出で使用しなくてもオシャレな設備です。

装飾をしたり、段差を利用して写真やウエルカムアイテムを並べたりしても素敵ですよね。

ダーズンローズセレモニーやブーケトスなどの演出で使用する人が多いです。

ウエディングドレスを着たまま階段の昇降をするのは本当に難しいので

エスコートする方はしっかりお相手の方を支えてあげてくださいね。

オープンキッチン

お料理重視の方や演出を少なめにしたい方におすすめです。

コックさんたちが調理するカッコいい姿だけでも演出になりますし

フランベや飴細工などの技術を生で見られるかもしれません。

お料理の匂いが気になる方は避けたほうがいいかもしれません。

高砂とテーブル

ご自身の席を高砂にするか、ソファー席にするかをイメージしましょう。

また、円卓と流しの違いも確認しましょう。

どちらも、式場によっては固定の場合があります。

高砂特別感があり、ご飯が食べやすい。
演出が多いと列席者が話しかけに行きづらい。
ソファー席カジュアルで、列席者と近いため話しかけに行きやすい。
装飾にセンスが問われる。
テーブルがないので料理が食べにくく、ビールバケツが隠しにくい。
円卓一般的な丸テーブル。
1卓中の人と顔を見て話しやすい。
大人数向け。
流し少人数の会食で多い長方形のテーブル。
30名以内で選択されることが多いが、和風の式場では大人数でも。
大人数だと喋りにくく、顔がみにくい。

おわりに

実は特徴を知らないことが多いポイントのお話でしたが、イメージはつきましたでしょうか?

絶対条件と妥協できるポイントをしっかり整理して、優先順位をつけていきましょう。

「これが叶えば…」という点があれば、式場の人に話してみてください。

成約条件として、特別にOKがもらえたり代替案を出してくれることがありますよ。

さて、次は結婚式の内容にも関わる人数から式場見学までのお話です。

お読みいただきありがとございました。

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