【うつ病≠恥ずかしい】うつ病は心が弱いからなるんじゃない!全国民が知っておくべきうつ病の間違った認識

うつ病

こんにちは。

ご覧くださりありがとうございます。

今回は、うつ病の間違った認識にまつわるお話です。

異変に気付けるか

まず、私は自分がうつ病であると微塵も思っていませんでした。

▼私がうつ病と診断されたときの記事はこちら

もちろん、うつ病という病気を知っていましたし

どういう状況で罹患しやすいと言われているかもなんとなく理解しているつもりでした。

振り返れば、私はうつ病になりやすいと言われる典型的な特徴を持っているし

世間一般にブラックと言われる企業における、ブラックな環境下で、

ブラックな業務量を日々こなしていたわけですから

うつ病であることを疑ってもおかしくないと思います。

では、上司や周りの人にうつ病を疑われても病院に行くことを拒んだ理由はなんなのでしょう。

きっとそれは、自分が限界に達していることに気付いていないからだと思います。

わたし
わたし

まだまだやれる!

出来ないはずがない!

と心身の異変に目を向けようとせず

もしくは、目を向けられる余裕がないほどギリギリだったからです。

ギリギリすぎて、病院に行くことも、うつ病と診断された自分も、

無意識のうちに怠惰だと思ってしまっていたのかもしれません。

うつ病と診断されなかった人

私は社会人として色々な人と関わる中で、

自分自身をうつ病かもしれないと気付き病院に行ける人はうつ病診断をされることが少なく

反対に、私のようにうつ病だなんて思っていない人がうつ病診断されることが多い気がします。

きっとそれは、うつ病かもと気付ける人は病気として診断される前に気付いて動ける人であって

そこで動けなかったら将来的にうつ病になる可能性が高い人なのではないでしょうか。

だからこそ私は、

うつ病でなかったら大袈裟にしちゃって恥ずかしい。

などという理由で病院に行くのを躊躇わないでほしいです。

病院に行こうと思える重要性

さて 私は自分で気付けなかったので、

周りに気づいてくれる人がいて本当に有り難かったと心から思います。

もし、その人たちがいなかったら今の私はまったく別の生き方をしていたかもしれないし

最悪の場合はもういないかもしれません…。

もしかしてと今思うことが何かあるのなら、もし他の人が気づいてくれなければ、

自身を救えるチャンスは今が最後かもしれません

異常な言動をするあなたを 周囲の人から

周囲の人
周囲の人

あの人はそういう(変わった)人だから。

と認識されてしまったらそれはそれで残念な事ですが、

それよりも病気を悪化させてしまうのはとても恐ろしいことです。

だからこそ異変に気付いた今、できるだけ早いうちに病院で診てもらってくださいね。

正しく理解する大切さ

私はうつ病と診断された時とても恥ずかしかったです。

なぜなら、弱い人と決めつけられた気がしたからです。

加えて、これから転職や結婚など人との関わりの中でうつ病がハンデとなるのを想像し

目の前が真っ暗にもなりました。

実際、復職後の会社でも実際にはそんなことはないかもしれないのに

過剰に気を遣われているように感じていましたし

プライベートでも婚約破棄されてしまいました。

でもよく考えたら、(因果関係として断定はできませんが)仕事を頑張ってそうなったのだから

縮こまらずもっと堂々と働いていてもよかったなと今となっては思います。

転職においても同様に堂々とうつ病のことを伝えても、技量があることを伝えられれば

それが理由で不採用になることも無くなる…難しいですかね。これは願望ですね。

結婚に関しても、

わたし
わたし

うつ病が理由で結婚諦めるのはおかしいだろ。

と思ってからは気持ちを強く持てました。

うつ病だからって過度に卑下したり、はじめから諦めないで良いんですよ。

さて これまでにも、記事の中で何度も「早めに病院に行く」ことをお勧めしてきた私です。

自身のうつ病の経験から、本を読んだり、メンタルヘルスに関わる資格を取得したりする事で

うつ病への理解を深めてきました。

誰しもきちんと知らなければ、うつ病は弱い人がなるとか恥ずかしいなどといった

誤った認識を持ってしまいがちですが、実際は全然違いますよ。

真面目で責任感が強く、人に気を遣えて周囲の評価も高い人がうつ病になりやすいと言われます。

全然弱い人じゃないですよね。

こういった誤認識によって、自身が間違った選択や判断をされないように

これからも私のできる範囲で情報を発信していきたいと思います。

次のこちらでは、良かれと思ってかけた言葉が傷つけているかもしれないというお話です。

お読みいただきありがとうございました。

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