こんにちは、ご覧いただきありがとうございます。
パリピとの交際が終結し、N子とも無事に関係が切れた私です。
今回はその後のお話です。
▼前回のお話はこちら
パリピからの連絡
私の身体も回復し、転職先でバリバリ働けるようになった頃
突然パリピから連絡が来ました。
久しぶり、体調崩して退職したんだよね。
もう大丈夫なの?
何で退職して随分経ってる今さらこんな連絡してくるんだ?
自分が私にしてきたこともフラれたことも忘れたんか?
いいやシカト。
シカトしてもまたくるLINE。。数週間シカトし続けていると…。
しつこくてごめん。
俺が【私】にした事、本当反省してるし自分でも最低だったと思う。
でも、やっぱり友達に戻って【私】と繋がっていたい。
ダメかな?
ダメだろ。
と、今では思うんですが、この時の私って異性関係に適当というか、かなり雑だったんですよね。
女友達がほとんどいなかったこともあり、友達ならいっかーって感じになってました。
歴代の元カレとかも別れた後男友達として遊んだりする事も多かったですしね。
とりあえず簡単に返信していくつかラリーをしたのち
じゃあ明日も仕事だし寝るわ。さよなら〜。
よし、めんどいこと終わらせたぞ!と安心していた私です。
翌朝。
おはよう!
今日も仕事頑張ろうね!
…何でだよ!
そう「さようなら」と終わらせても、毎朝「おはよう」と返信がくるのでした。
面倒臭いので無視しても毎日連絡が来ます。
なんなの?怖い…。
友達っつってもこんな毎日連絡とらんくね?
パリピは自分を好きでいてくれた女の子2人を同時期に失って寂しくなったのかもしれませんね。
ねぇ、私暇じゃないからこんな毎日連絡されても迷惑。
やり直すつもりとか一切ないしむしろ恨んでる。
だからしつこくしてこないで。
ごめん、連絡取れる事が嬉しくて気持ち考えてなかった。
最低なことしてきたのに、また自分のことばっかで本当にごめん。
しつこくしないから、これからも連絡はしていいかな?
あーもうやだよー。
ちょっとかわいそうになってきちゃったよー。
なんか、自分の生い立ち的にあまり愛されなかったからか情に流されやすいんです。
とりあえず、元サヤは絶対あり得ないと念押しして時々の連絡はOKしました。
それからしばらくパリピからの連絡はありませんでしたとさ。
会いたい…だと?
その頃の私は好きな仕事でバリバリ働けるのが嬉しく、充実した日々を送っていました。
遊ぶ時間が無かろうが、恋人がいなかろうが、どうだっていい!って感じです。
季節が移ろいだある日、またパリピから状況伺い的な、時候の挨拶的な、
なんとも他人行儀なLINEが来ました。
要件はないのだろうと判断し、やりとりを終わらそうとした時…
久々に会えないかな?
休みの日でなくても、仕事終わりの数時間でも。
最近忙しいから無理だな。
仕事は毎度終電で帰るレベルだからそのあとはきつい。
休みの日はぐうたらしてるからむずい。
そっか、無理なこと言ってごめん。
でもこれで最後でもいいから1日だけあけてもらえないかな。
最後ならまぁ、めんどかったらパリピの言葉を言質に友達とかもやめれるしなと
数時間だけパリピに時間を割きました。
久々の再会
約束の日が来ました。
パリピの手には何やら紙袋がありました。
これ【私】の誕生日まだ先だけど、今日を逃したら渡せなくなるかもしれないから。
誕プレとかトラウマでしか無いのにこいつアホなんか。
いいよ、そういうのよそう。
もらっても使わないと思うし、気を遣わせて悪かったね。
何度も断るも折れないパリピ。
会いたいと言っていた理由は、私に誕生日プレゼントを渡したかったからなのでした。
その日は互いの近況などを話して終了。
そしてその後も何度かやりとりして、パリピへの嫌悪感みたいなものが徐々に薄らいでいき
たまーに遊ぶようになりまして、本当に普通の友達になりました。
同期だった頃からパリピのノリに付き合うのは楽しかったんですよね。
約束と違う!
ある日突然、パリピからもう一度やり直したいと言われました。
もちろん私は断りましたし、予めやり直すつもりはサラサラないと伝えてあります。
それでも何度も告白され、段々面倒になってきた私は
絶対ないから。
私じゃなく過去の自分を恨んでくれよ。
めんどいから金輪際連絡取るのやめるわ。
勝手なこと言ってるってわかってる。
どれだけ酷いことしたか、謝っても許してもらえることじゃないけど、過去は変えられないから、これからの俺がちゃんとしないといけないと思ってる。
【私】には迷惑かもしれないけど俺は今でもずっと好きなんだ。
ぎょえー!
とりあえずその時は断ったものの、不思議なものでグラついちゃったんですよね、私。
過去は変えられないもんなって納得しちゃったんです。
働きすぎて疲れてたのかな…。
そして、何度か会ったりLINEのやり取りを重ねてまたお付き合いを開始しました。バカ2人
パリピ退職後の展望
パリピと付き合ってみると、別人かと思うほど硬派で誠実になっていました。
人って変われるんだなぁと感心した記憶があります。
感心したのも束の間、突然パリピは仕事をやめました。
俺、海外に行きたいんだ。
何言いやがるか貴様…‼︎落ち着け私!
何をしに?
わからない。
具体的にやりたいことはないけど、今行くべきだと思ってる。
は⁉︎
目的もないのに行くの?親には言ってるの?お金は?
そもそもアナタ英語喋れないじゃん!
親はわかってくれるし、お金も自分でどうにかする。
英語はYouTubeとかみて少しずつやってるんだ。
硬派で誠実とか言ってた奴出てこい。
ある日、なんとタイミングのいいことでしょう!
駅のホームで電車を待っていると、外国人がパリピに声をかけてきました。
ここぞとばかりに張り切り立ち上がったパリピ!YouTube学習とやらの成果を見せてくれ!
どうやらその人は某観光地への行き方を訪ねてきた様子です。
どの電車に乗ってどこで乗り換えたらいいかわからないと…ふむふむ。
…ん?パリピが固まっている。どうした⁉︎
結局パリピは、一言も、単語の一つも出ないまま立ちすくみ、
外国人は「sorry…」とだけ言って我々の元を去っていきました。
おっひょい!
…
気まずい空気が流れる冬のホームです。寒いったらありゃしません。
そのことがきっかけかはわかりませんが、パリピはすっかり海外に行くと言わなくなり
日本での転職先を本腰入れて探し始めたのでした。
何だかんだ、前職でもかなり仕事ができる方だったパリピです。
就活もスイスイ通り、あっという間に転職成功したかと思えば、
入社後まもなくからグイグイ昇格していきました。
そして間も無く、私はパリピにプロポーズされるのでした!ここに繋がるのですねぇ。
今回はここまでにしておきます。
次回でパリピとの話は完結の予定です。
もしよろしければぜひご覧ください。
お読みいただきありがとうございました。