こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
今回は私の心を支えてくれたいくつかの本についてお話します。
もしよろしければ、手に取ってみてください。
1.『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』丸岡いずみ 著
まず初めに読んだ本は
『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』 丸岡いずみ 著
休職中、しばしば昼過ぎのワイドショー[情報ライブ ミヤネ屋]をみておりました。
報道コーナーに出ている丸岡いずみさんがうつ病だったことを私は知りませんでした。
あんなにシャッキリと報道を伝えている人が…
あそこまで回復できるんだ!
今すぐに読みたい気持ちを抑え、家に帰りました。
読んでみると、共感の嵐です。
うつを認めたくない気持ち
「心の風邪」といううつへの楽観視
薬を飲みたくない気持ち
仕事を休む事への罪悪感
…
これ私が書いた本だっけ
真面目な顔で何度も著者名を確認しました(ガチ)。
共感が多いからこそ うつ病をより前向きに捉えることができました。
仕事に復帰した後も、この本をいろんな人に勧めました。
2. 『ツレがうつになりまして。』 細川貂々 著
1ついい本に巡り会えると、探究心が出てきます。
検索魔再来(@図書館)
次に手に取った本は、ドラマや映画になった
『ツレがうつになりまして。』細川貂々 著
こちらは、コミックエッセイなので
細かい文字を追うのにかなりの時間を要した当時の私もスイスイ読めました。
作者の方も私と同じように、
「精神的に弱い人がなる」とか「神経症のようなもの」
というイメージをうつ病に対して持っていたようで
うつ病のことを「宇宙風邪」と表現するところには大きく頷きました。
非常に軽いタッチのイラストでうつ病のツレのアレコレが書かれていることもあり
時々辛辣な表現がありつつもクスクス笑いながら読めました。
因みに…旦那さんもこの本を読んでいました。
当時映画の話題性もあって手に取ったそうです。
(私としては丸岡いずみさんの本をどうしても読んで欲しかったのに、一向に読んでくれませんでした。)
旦那さんの感想は…
ツレが布団にいる描写が多いよね。
実際にそれを目の当たりにしたら重く受けとめるだろうけど「ションボリ」って感じに軽く描いてあったからある意味スッとうつ病を認識できたよ。
「実際にはそんな簡単じゃないことはわかってるけどね」との事でした。
3.『こんなツレでゴメンナサイ。』望月昭 著
細川貂々さんの本を読んで、こちらのツレさんご本人が書いている本を知りました。
『こんなツレでゴメンナサイ。』 望月昭 著
細川貂々さんとの馴れ初めを始め うつ病を発症するまでの精神の状態や
発症してからの様子を詳しくエッセイにまとめてあります。
先ほどの本の内容と比較すると、うつ病捉え方がお二人で少し異なる印象を受けました。
ところどころに見られるイラストは相棒の細川貂々が描かれているので
場面を想像しながら読むことができました。
ツレうつのアンサーソングのような感覚でも読めましたので
2冊セットでお読みになることをオススメします。
4.『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』田中圭一 著
そして、もう1冊話題になった本を…。
『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』 田中圭一 著
Huluドラマ化で話題になりました。
過去ブログのタイトルでもお名前を拝借しています。。
▼ちなみにその記事はこちら
さまざまなうつ経験者の「うつトンネル」をぬけた体験談がコミック形式で書かれています。
自分の経験と重なる話もあれば、
こんな事になってしまうのか!と驚くような話もあり、かなりタメになりました。
実は私の旦那さんがうつの関連本を初めて読んだのはこちらでした。
私のことを少しでも理解したいと、この本を購入したそうです。
旦那さん曰く、
「治る」ではなく「うまく付き合っていく」という表現にハッとさせられた!
…のだそうです。
私が交際当初に伝えた自分が治そうと思わないでという言葉にも
重なる部分があったとの事でした。
そして「いい意味で現実を突きつけられた」のだとか。
その後もうつ病をテーマにした本をたくさん読み漁りました。
とにかく、1冊読み終わったらまた次のうつ病の本!と言った具合です。
ブログや体験談や本…孤独になっでいる自分を支えてくれるものがあるって
とてもありがたい事ですよね。
どん底を支えてくれた丸岡いずみさんの本は、いまだに恩人だと思っています。
僭越ながら、大口をたたかせていただくとすれば
私のブログが誰かの支えになる時があれば、身に過ぎて光栄このうえありません。
焦らず、頑張りすぎず、
まぁいっかと思えるときがくると嬉しいですね。
うまくうつと付き合っていきましょう。
お読みくださりありがとうございました。