こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
私は2度目の流産をしてしまったとき 心の底から悲しみ
自分の体のせいなのか運のせいなのか一体何を恨めばいいのかわからずもがき苦しみました。
旦那さんや両親たちの支えのおかげで、やっと気持ちの整理がついてきたところです。
今回はそんな流産後の気持ちについてのお話です。
診断直後〜自然排出
「流産待ち期間」はひたすら、悲しみと不安を持ち合わせ悶々とした日々をおくりました。
・おチビちゃんが亡くなってしまった悲しみ
・いつ出てくるのかわからない不安
・大量出血やそれによる感染症の恐怖
・出てきたおチビちゃんをしっかり親として受け止められるかの不安
・手術を受けなければならないかもしれない焦り
・自分を責める気持ち
そんな私を旦那さんはいつも励まし、ヘンテコな言動で笑わせてくれるのでした。
自然排出当日
この日はどよ〜んと過ごすものだと思っていました。
しかし、実際には私のお腹に来てくれたことやきちんと出てきてくれたことへの感謝に溢れ
晴れやかな気持ちで過ごせました。
産婦人科や家の近所で目にする赤ちゃんや妊婦さんにも、
可愛いなとか気をつけてねとか好意的な気持ちを持てていました。
自然排出後
数日後からは 喪失感と、焦りによる黒い感情がありました。
喪失感
基礎体温の低温が続き朝汗をかいて起きることがなくなったり、つわりが止まりと
もうお腹の中にいないんだと思うと強い喪失感に襲われる時がありました。
旦那さんと両親以外の人にはできる限り会いたくなくて、仕事の出社要請も断りました。
上司に断りの連絡を入れた時、
同じ状況になった人他にもいるからわかります。
また体調とか教えてください。
わかるって何をだよ。
みんながみんな同じショックだったり心身のストレスを抱えるわけじゃないんだよ。
みんなそれぞれ苦しんでるのにわかったようなこと言うな。
あなたには何も出来ないので、出来るだけ私のことは放っておいてくださいな。
と なんだか悔しくなりました。
体調も話したくないんです。
知ってほしくないんです。
でも仕事だからやむなく伝えただけで、
絶対にわかるわけないのにわかるって言われるのがすごくムカついたのです。
黒い感情
何であの人は何事もなく妊娠や出産ができるんだ等 妬む気持ちが抑えられませんでした。
- まだ妊娠が継続していたら安定期を迎えられていたのにという思い。
- 友人や芸能人の妊娠・出産・成長報告を見るたびに募る黒い気持ち。
特に辛いのは、黒い感情を持ってしまう自分への嫌悪感です。
自分も親になりたいのだから、良かったねおめでとうという気持ちになりたいのに
こういったおめでたい報告を見たくない自分がいるのです。
だめだだめだ。
何でこんなこと考えちゃうんだ。
自分本当に嫌なやつ。
こんな奴に親になる資格ない!消えたい!
どうしようもなく抑えきれないこの暗い気持ちを、旦那さんにこんな感じで話しました。
◯◯(芸能人)の…。
あの、何でって…。
うん。俺も同じこと思ってる。
皆まで言うな。
私のひとつしかキーワードがないあれだけの言葉で旦那さんは私の気持ちを汲み取り
黒い言葉を遮ってくれました。
妬む気持ちを言葉にした後の辛さをわかって言わないようにさせてくれたのだと思います。
さらに、旦那さんも同じように赤ちゃんを望んで今の状況を辛く感じているのを知って
涙が込み上げました。
生理再開
次の妊娠への不安ときっと大丈夫という正反対の思いが共存しました。
偶然だとは思いますが ブログなどの流産の経験は経産者が多く
初めての妊娠での流産という方が少なかったように思えたのです。
だからこそ、自分の体への不安が募り検査の予約日を待つ期間も不安でいます。
もし体に問題があると言われたらと思うと怖くなりますし、
問題がないのに流産してしまうのも不安で検査する前からもんもんとして
ダメかもと思った方が裏を返して大丈夫なのかな…。
いやいや、ちゃんと信じた方が大丈夫かも。
逆に考えたことと反対のことが起こるとしたら…。
…もうひたすら考え続ける日々です。
頑張って考えないように、できるだけ旦那さんにベタベタして過ごしています。
さいごに
2度の流産の経験は本当に本当に辛く悲しいものでした。
しかし、悲しいだけではなく以前よりもっともっと夫婦の絆が深まったようにも感じています。
お互いに思いやりの心をもったり、これまでよりもっと相手のことが好きになりました。
こういったことは、おチビちゃんが私たちに与えてくれたプレゼントだと思っています。
それでも、黒い感情を持ってしまうことはまだまだ抑えられません。
それほど 私たちはおチビちゃんの訪れを心待ちにしているのだから、
その時を迎えられたら自分たちも心からおめでとうと伝えられる人でありたいと思います。
きっと、誰も悪くないのでしょうね。
もちろん報告なさる方も、黒い気持ちを持ってしまう私たち夫婦も。
責めすぎず前向きに前向きに過ごしていこうと思います。
次の記事のこちらでは妊娠や出産にまつわる無知の怖さについてお話しています。
お読みいただきありがとうございました。