こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は少し良くなってきた頃の 私の自宅での様子について記します。
すでに書いた通り、両親でもうつ病の捉え方が全く違いました。
父は、娘のうつを受け止めたくない。
母は、娘のうつと付き合う。
▼両親に伝えたときのお話はこちら
当事者としても、私自身がうつ病とどう付き合えばいいかさっぱりわかりませんでした。
家族にはうつ症状を隠していた
自分の中では、家族の前でうつ症状を隠せていたつもりでした。
もう治った〜!
と思い込むことで、いわゆる「普通」の過ごし方をしているつもりでございました。。
(ウサギさんのぬいぐるみを手放せないくせに)
だからなのか、父からは
早く復職しろ!
今の会社を辞めるならハローワークにでも行ってこい。
と言われていました。
それはちょっと
まだしんどいなぁ…
家族の前で元気なフリをするのは、体力をかなり消耗しました。
ですから、家事の手伝いや食事などが済めばサッと自室に引っ込みます。
自室での私
自室では、電気も空調機もつけず(あまり寒暖を感じなかったので)
何か用があって呼ばれるまで ただただ三角座りでボーッとしていました。
(いまでも三角座りが一番落ち着きます)
気分が良ければ
- 星がこんなに見えるのね
- 今はこの月 満月なのかしら
- 雨も悪いものじゃないわね
- 明日散歩しようかしら
いっぽう…憂鬱なときは
- なんで私が…
- ダメ人間だ
- 早く治したい
- 生きてるのが辛すぎる
- 全部やめて楽になりたい
なんて考えたりしました。
わけもなく流れる涙
婚約破棄される前は気付くと涙が流れていることがしばしばありました。
しかし婚約破棄されてから今の旦那さんに出会うまで涙がまったく出なくなってしまい
感情をどう表現していたのかもわからないような状況でした。
旦那さんと出会ってからは
入浴中や就寝前に理由もなく涙が流れるようになりました。
次第に その涙は生理現象のようなものになり
なぜ自分は泣いているのかと不思議に思うこともありませんでした。
ちなみに
今でも時々、理由なく涙が流れることがあります。
旦那さんは理由がないのに私が泣いている状況がなかなか理解できないので
俺何かしたかな…
ごめん、理由を教えてくれる?
と言われます。。
すまない、理由はないんだ。。
自傷のはけ口
さて、私は自傷行為をほとんどしませんでした。
理性を無くさないよう常に気を引き締めていた気がします。
- 親にこれ以上迷惑をかけないゾ
- 担当医との約束を守るゾ
- 自傷したら結婚出来なくなるゾ
…エトセトラ
タガが外れそうになった時には、ノートを開いてありのままをぶつけていました。
正直
死にたいと何度も書きました。
自分に向けて死ねとも書きました。
刃物でビリビリにも破きました。
陰陽まぜこぜにポエムも書きました。
気持ちを正直にぶつけられる場所(ノート)があったことはとっても大きかったと思います。
不眠症状
生きているだけでこんなにも体力を使うのに眠れないのは非常に謎でした。
疲れて早めに布団に入っても、目が閉じないのです。
目を閉じてもいつの間にか開いているのです。
眠れない日が何日か続くと 眠らなければならないという行為が怖くなりました。
ある時は、
今生きていることが怖く、明日も生きることになるのが怖かったような気がします。
今その瞬間がとにかく怖いので、そういう時はいつも決まって
芸能人などの今も生きている人間をスマホで検索し続け、顔写真を眺めていました。
そうしているとだんだん気持ちが落ち着き、恐怖心がなくなっていきました。
またある時は、
特に恐怖心もなく、ひたすらボーっと何も考えずにいてもどういうわけか怖いのです。
ただ時間が経過するに焦りを感じて、そう感じている自分自身が怖かったのかもしれません。
こういった時は 新聞配達のバイクの音や、鳥の鳴く声を聞いて
今日も眠れなかった
と認識していました。
朝が来て布団から出ると、夜また眠れないんだろうなと考えて鬱々とした気分になるのでした。
時に、眠れないのにいい気分になることもありました。
ネガティブなことばかり頭に浮かぶ日々ですから
ある種の「法則」に気づけることが嬉しいのです。
この時間になると…
人の活動する音が聞こえ始める
蝉が鳴き出す
鳥が鳴きだす
めっちゃ小さいことじゃない⁉︎って思いました?
そうなんです。
めっちゃ小さいことにめっちゃ感動するんです!
みんな寝てるから知らないでしょ?と。
(このことに初めて感動したのは ある盛夏の早朝4時少し前でした)
あのノートに陽のポエムなんかも書かれたりして
そんな時は、ひとりでニッコリしたりしました。
ちなみに今でもこのポエムは残っているので、このブログを書きながら見てみましたが
結構いい内容だと自画自賛しました。
自宅ではこんな感じでしたが、恋人の前ではまた言動が違いました。
恋人編はこちらです。
お読みいただきありがとうございました。